新エネルギー革命

原油高が世界経済の重しになっている。 19世紀に英国で産業革命を初めて経験して以来、人類経済の産業革命と匹敵するブレイクスルーは、第2次大戦後のオール電化自動車経済と1990年後半のインターネット情報経済の二つだと僕は思っている。 三っ目は間違いなく、エネルギー革命だろう。原子力、風力、太陽電池、水素電池、バイオエタノールといろいろあるが、どのエネルギーが採算ベースにのるか?ここが問題。いまアメリ自動車産業原油高と忍び寄る不況の影にあえいでいるが、まず始めに消費者から見える形で,革命を実感できるものは、ガソリン無しの自動車だろう。電気か水素かバイオエタノールか定かでないが、採算ベースにのるガソリンフリー(ガソリン無し)の自動車を大量生産した会社が、次の革命(エネルギー革命)の主導権をとるはず。その会社は大手のGM、FORD、トヨタダイムラーとは限らない。アップル、マイクロソフト、グーグルの創世期の様な、小さな会社が主導権を握ることもあり得ると思う。 太陽光など、他のエネルギーは、住宅インフラを変更させるだけの採算ベースに乗るかが問題。まず、消費者が実感できるエネルギー源をガソリンフリーに出来るかが、鍵だ。