住宅(ホームビルダー)関連の大手4社の
下げが止まらない。




2005年の7〜12月時点が、アメリ
大手4社のここ10年の最高値で、
センテックス(CTX)
レンナー(LEN)
KBホーム(KBH)
DRホートン(DHI)
とも、その時点の株価の20%〜15%に
落ち込んでいる。3年で、7分の1。




この先1〜2年で底値を探ったあと、
景気の回復を待って、もっともいいシナリオ
を描いても、その先3年でマックス。
あわせて、計5年。
このシナリオの5年で7倍なら悪くない。
そう簡単に予想は当たらないが・・・




余剰資金の20%くらいを今後1〜2年で
分散投資すればリスクは少ないだろう。
ただ、大手4社のうちどこか1社が倒産する
ことも十分あり得るが。




個人的には、持ち株はカバードコールを掛けて、
値上がりの割り当てを受けてもいいとするしか
ない。
地合いが良ければ、プット売りも仕掛けたいが、
買値をさらに下回る展開が、上記の住宅ビルダー
4社でも現実のものとなれば、プレミアムを
得るために、プット売りは仕掛けられない。




値上がりに応じて売り抜けていくカバード
コールが、こういう地合いには最適だ。
値上がりしない場合、コール売りは現物の
ヘッジにもなるし。





アメリカの住宅金融担保会社大手2社の
ファニーメイフレディマック
当然こういうご時勢で、株価が上がる
道理はない。FRB理事などの親玉が、
この2社を擁護する発言をすればするほど、
株価は落ちる。2社の親玉が、何か言えば
言うほど、株価は下がる。



そろそろ、ピーターリンチ氏が言うように、
底値が近いと思った銘柄へ、ハイエナの
ように空売りをしかける、空売り専門の
投資家が現れる時期だ。もうやってるかも
しれないが。



底値に向けて、買い増しする我々逆張り
投資家には、しんどい季節の到来だ。
どの大手会社が、財務上の問題を抱えて
いるか(今の時期抱えてない会社はないが
(笑))、どこが倒産しない会社か(今の
時期どの会社にも拓銀長銀、山一、
ライブドアのような結末もあり得るが)、

できるだけの情報は収集しないと・・・・・。



しかし何で、落ち目のセクターの落ち目の
会社の株を買い増すのかね?
自分でも笑ってしまいます。



落ち目のセクター(アメリカですが・・・)
(1)住宅関連
(2)金融証券関連
(3)レジャーホテル旅行関連
(4)自動車関連
(5)航空サービス関連



いまさら、絶対落ちないけど、5年で3割しか
上げない、プロクター&ギャンブル(PG)を
買ってね?って言われてもねぇ(苦笑)