ダウ工業、ナスダックとも5%以上落ちた。



昨晩の夜中まで上げ基調で、ダウ工業100ポイント
以上の経過もあったが、おきてみれば悲惨な状況だ。



昨晩の11時過ぎに、
メリディアン(VIVO)を売却。
3回の分割も含め、現時点でも、原価の4倍の
利益はあったが、一時売却。




アルファーマ(ALO)も、50%の利益がのって
いたので全売却。



DRホートンは、ほぼ40%の損をだして、
全売却。痛い・・・




したがって、現在のポートフォリオ
こんな感じ。


イムコア(BLUD)
バルケム(BCPC)
メリディアン(VIVO
ネイタスメディカル(BABY)
ダクサー(DXR)
メリットメディカル(MMSI)

の6銘柄。



ネイタス、ダクサー、メリットは保有数が
少ないのでほったらかし。収益が上がって
潰れなければ、底になるまでホールドし、

イムコア、バルケム、メリディアンは、
バードコールの満期日までは最低
ホールドする。


とりあえず、
キャッシュが60%くらいにはなった。





ネットを見てると、日本市場も悲惨だ。
つい3ヶ月前、250円で売り切った
三菱製紙がいま130円を切ろうと
している。


今日は、日経が一時1000円超下がった
らしい。いやはや。



個人投資家が、ここで、損きりしても
傷を広げるだけだ。利益ののっている
株だけ処分し現金化して、底が来るまで
待って、その資金で反攻にかけるしかない。
ホント。



もう実体経済に影響が出て、倒産してる
中堅企業も多い。こちらの方も心配だ。



女房は、地方の金融機関でパートの仕事を
してるが、

日経平均は、5000円までいくよ。
パパ、そろそろ買い下がっていくほうが
いいよ。あがり始めたら早いから、
いまから少しずつ買ってもいいんじゃない?
株で儲けようとするなら、人と同じ
ことしちゃ駄目よ」ときた。
こうも言う。


「株って所詮、ばくちなんだから。
こうなったら、今の株は塩漬けなんだし、
時間あるんだから、仕事の合間に、
しっかりアニュアル・レポートでも読んで、
10年所有するつもりで、10年後の
スーパースターを買ったら?
毎日株価のチェックなんかしちゃ駄目。

10年後に一流の株買わなきゃ、
ホント意味ないよ。
バフェットの株は10年後も生き残って
ナンバーワンでしょ。あんたも
見習ったら?」ときた。


こんな日に冷水をあびせるなよ(笑)
今日は何も反論できません(泣)


1987年のブラックマンデーを証券
会社で経験してるからか、平気でこんなこと
いえるようだ。





<各指数の抵抗ライン

日経平均7600円(2003年末)
ダウ工業$7600(2002年7月)
ナスダック$1100(2002年9月)


この最低ラインが支持できなければ、
未曾有の世界同時恐慌スパイラルだ・・・
(もう未曾有だが)




ナスダックはいま1600ポイントで、
あと30%以上落ちれば、
1100ポイントの水準。


単純計算してだが、現保有株の30%以上の
目減りを覚悟して、ホールドするならして、
いやならさっさと損きりだ。



ここで偉大な先人のメッセージをどうぞ。

「株価にプレッシャーを与え、投資家を
不安や恐怖に陥れる時期は、過去にも
あったし、今後もあるだろう。不安に
なると、投資家は保有している株式を
売ってしまう傾向がある。
大多数の投資家はそれを買いなおそう
とはしない。

買いなおしができない原因は、知識や
投資に関する情報が不足していることが
考えられるが、たいていは心理的
要因が大きい。保有していた株式を
売ってしまい、その後上昇するのを
目の当たりにすると、感情的な理由から
買いなおしを控えてしまう。こういった
ケースは非常に多い。


・・・・(略)・・・・・・・


偉大な銘柄や投資信託を何年も保有して
いる人はたくさんいるが、真の富を築く
まで長期保有して最大限の利益を得る
人はほとんどいない。多くの人は、
数年間保有して利益が5倍、10倍に
なったところで手放す。自分や子供の
ために長期保有することができず、
早く利益を確定してしまう。
私が学んだ投資の”大罪”の一つは、
偉大な会社をほかの会社と同じように
扱ってしまうことだ。これは、多くの
投資家がビッグマネーを手にできない
最大の原因である。



・・・・・(略)・・・・・・・・



ジェシーバモアも私も、ただ、”じっと
座っている”ことを勧めているのではない。
適切な銘柄を保有しているのに、知識、
時間枠、忍耐がないことから偉大な銘柄を
売ってしまうという大罪を犯さないように
する
ためのガイドラインを持つことを勧めて
いるのだ。

ウォルマートなど偉大な会社で働いていた
人は、株式を保有するとはどういうこと
なのかを実感している。引退したアシスタント
マネージャーのアル・マイルズが株式で
大金持ちになったストーリーは大変興味
深い。


私は、何人がアル・マイルズの様に株式を
買ったのかは知らない。マイルズがどれほど
の富を手にしたのかも知らない。ただ、
彼のような人物が大金を得たのには、
2つの理由がある。
それは、適切な株を持っていたこと、
そして、じっと座っていたことだ。



なによりも、ウォルマートはそれに値する
会社だった。最初に買った投資家の資金を
30年間で2万倍に増やしたのだ。忍耐力
のある人こそが富を手にする。」




勉強をし直さないと。
適切な株を探すことと、忍耐力を養うことと
・・・・・・・・・。