去年の暗黒の10月以来、保有株の資産価値は、
だいたい20%程落ちた。



オプションに関して言えば、
これ以上落ちるだろうと、プット買いをした
株、指数ETFについては、ほとんどスカ。
2勝6敗という感じであった。



オプション買いの難しさは、100%下がる、
あるいは100%上がると、予測できる
相場であっても、いつそうなるのか?
という、時間枠を、ズバリ予測しなきゃ
いけないことにある。



自分の場合、安めのOTMのプットやコールを
買っていたため、時間を味方につけられない
もどかしさがあった。



今後の、オプション買いについては、
増田丞美氏の言うように、ITMのもの
を購入しようと思う。オプション価格はかなり
高いが、短期トレードとしては、ベストの
選択だろうと思う。



中長期的に下落であっても、短期的には
逆方向に振れることが多い。
ねらい目の戦略は、買いであれば、
吹いた時に、安くなったプットのITM
を買う。



逆に、売りは、ほとんど成功している。


売りの場合、コールなら、個別株のカバード
コール。プットなら、中長期の割り当てを
受けても構わない銘柄のLEAPS売り。


指数オプションの売りも、もちろん、SQ日
までホールドしない短期売買で、プレミアムが
剥げれば、即、利益確定している。



今後も指数ETFオプションは、短期の売り、
個別銘柄では、買いたい株のプット売り、
保有株の保険意味合いでのコール売り、
というスタンスだ。



結論的に言えば、オプション買いについては、
インサーダー的確実な情報でもない限り、
やらない、という感じ。



資産をどう増やすかだが、
しばらくは、余剰資金は定期預金でも組んで、
積み立てるしかないね。



株は、今は仕込みの時期だが、何を基準に買うか?
そこに尽きる。

ケン・フィッシャー氏によると、不人気な
会社が、人気が出て、初めて株価に反映され
るので、人気がある会社を保有していれば
うまみがあるとは、言えないのだ、と言う。


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ハイテク・バイオテク企業は、新製品を次々
出せるしぶとさや技術力があるかどうかも重要。


経営陣が、買収・合併の提案を拒否できる
強さも必要。中小企業が簡単に、超大企業に
買われるなら、我々個人投資家は始めから
大企業の株を買っている。


専門分野で勝負する必要もある。
医者は薬品医療株、SEエンジニアはソフト・
ハイテク株、というように自分の強みを
生かした方が成功に近い。


フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために

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100年に一度の金融危機


技術力とは何か?成長株とは何か?
個人投資家が、どのハイテク株を保有
すべきか?


100年間、ハイテク相場を見てきた
フィッシャー親子の洞察力は、
この時期、結構、参考になるよね。