新型インフルエンザ

WHOは、メキシコで発生した豚インフルエンザのフェーズをレベル4に引き上げた。メキシコでの死亡者は150名以上。メキシコ以外の国の感染者が死亡したら、フェーズがレベル5になることも、十分有り得る。 抗インフルエンザ薬、インフルエンザワクチン、インフルエンザ検査キット、マスクなどの衛生消耗品の会社の株が、連想買いで、吹き上がっている。ロシュホールディング、グラクソスミスクライン中外製薬栄研化学など。自分の持ち株では、メリディアンバイオサイエンス、セルサイなどが、新インフルエンザワクチン期待や検査需要期待で、10%以上吹き上がっている。 最近、ヘルスケアのセクターが落ち込んでいたが、投機的な資金が流入しているようだ。ただ、医療薬品検査機器消耗品の会社にとって、新型インフルエンザは織り込み済みで、これだけ吹き上がるのは異常で、その反動が怖い。 ワクチンが追いつかない場合、抗インフルエンザ薬をそのまま、患者や疑似患者に投与する段階に来てしまったようだ。医療関連会社には、パンデミックをなんとしてでも抑え込むため、全ての医薬品、医療機器用具を迅速に投入すべきだ。さもないと大恐慌に向かってしまうよ