日本時間で明日の朝900から、ヤンキース
フィリーズワールドシリーズが始まる。


今朝、面白いニュースがニューヨークから
あった。



フィリーズ本拠地では、DH制がないため、
ヤンキース松井秀選手のスタメンはなく、
代打に限られると思っていたが、



ヤンキース監督のジラルディは、松井秀選手が
守備につく可能性もある、と記者会見で述べた。



これについては、ヤンキースドットコムの掲示
でも賛否両論があるようだ。



掲示板から・・・・・・

松井秀選手は、レギュラーシーズンに1試合も
外野を守っていないのに、何でこの期に及び、
しかもWSで守らせるのか?
とか、


スウィッシャーが調子があがらないので、
1戦2戦も同じ様にだめなら、松井秀選手を
ライトにもっていくべきだ。シチズンズバンク
球場(フィリーズ本拠地)のライトは狭く、
ライトの頭を越えたボールはほとんどホームラン。
リトルリーグ並みの守備で十分。
とか、



3試合とも大事な場面での代打で十分。
松井秀選手はいま調子を落としているし、
守備のリスクをあえて取る必要はない。
どうせ、来期はヤンキースにいない選手だ。
とか、



もし、松井秀選手が、WSで活躍したら、
来期は彼と契約し、外野を守らせるべきだ。
とか、


いっぱい書き込みがありますね。英語でですが。





僕が思うに・・・・
いろんなケースが考えられますが、
守備につく場合、
代打に出た後に守備につくのはあり得ない
ですね。
試合が終盤にかかり、守備固めが必要な回に
あえて、足に故障を抱えた選手は出しません。



したがって、初めから、ラインナップに
レフト松井秀、と出すでしょう。その場合、
フィリーズの先発が右投げ投手の場合で、
考えられるのは、元ボストンレッドソックス
の投手、ペドロ・マルチネス投手が先発を
予定している第3戦です。




シナリオ的には、ヤンキースが地元の1、2戦
連勝すれば、余裕で、松井秀選手を外野に
送り出すでしょう。逆に、連敗なら、
守備のリスクを取って、打ち合いに持ち込みに
行く背水の陣。連勝・連敗スタートで、松井選手
の先発守備機会が大きいと見ます。




1,2戦を1−1で分ければ、敢えて、守備のリスク
を取らず、3戦は終盤の勝負どころで代打かもしれ
ません。



また、不調のスウィッシャー選手(ライト)が、
スランプから目覚めて突然打ち出したら、
松井秀選手は、フィラデルフィアでは、安心して
代打に回るでしょう。




松井秀選手の先発での守備機会は、要約すると、

1.1戦2戦を連勝か連敗
2.スウィッシャー選手の調子

次第ということになると思います。


ただ、連勝して、敵地でいきなり、今シーズン守って
ない外野を守れ!って言われるのもつらいです。
プレッシャーかかりますね。
松井秀選手の守備が原因で試合を落とせば、監督は
その責任を問われるでしょう。
3連勝したら、ヤンキース最後の守備機会を4戦目に
松井秀選手に与えることは、十分考えられます。
この場合、4回か5回の序盤に、違う選手と交代して
退くはずです。9回まで守備でリスクを取ることは
しないでしょう。とくに、ワールドシリーズ制覇が
かかってる場面では。



結論的に言えば、
ヤンキースが地元の1,2戦で連敗し、
スウィッシャー選手が相変わらずスランプのまま。
こういった状況なら、敵地で、守備のリスクを
とって、松井秀選手をスウィッシャー選手の代わり
として、第3戦にスタメンに入れることはあり得る
でしょう。


松井秀選手の守備機会は全て、ヤンキースがどのように
フィリーズと戦うか(とくに第1戦と第2戦)、に
かかってるのです。




ヤンキースファンとしては1戦2戦と連勝してほしい
のですが、

松井秀選手のファンとしては、連敗して、敵地で、
松井秀選手の勇姿も見たい。


複雑ですね。





いまからWSが楽しみです。