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グラーツでのイングランド戦後、オシム前日本代表監督(グラーツ在住)は、
以下の3点を述べた。
1.70分までは日本のサッカーができた。しかし、W杯では、残り20分の
戦い方が大切だ。残り20分で、勝敗が決することが多い。
いまさら、90分戦えるフィジカルを鍛えることはできないが、
これからメンタルを鍛えて戦うことは十分できる。
2.日本のFWには、もっとボールがおさまるタイプのFWを使う
べきだ。
3.日本のSBには高さがない。相手チームはそこを突いて、ロングボール
をどんどん放り込むはずだ。
補足として、「あんなに出来がいい、ボランチの阿部を見たのは初めてだ。」
他にもいろいろ述べてたが、重要なのは上記の3点。
私がこの日記で、イングランド戦に書いたのと全く同じ。
誰が見ても、FW、DF(SB)、90分持たないフィジカルが、問題だ。
本番でトライしてもいいが、左のSBにツーリオ田中選手を持っていき、
センターバックは、岩政選手と、中沢選手(心もとないが)、右に長友選手で
いったらどうだろうか?
トリプルボランチに、阿部選手と、遠藤(か稲本)選手、長谷部選手。
上がり目に、本田(か中村俊)選手、大久保(中村憲か玉田)選手。
どうしても1トップというなら、ボールのおさまる背の高い、矢野選手。
まだ呼べるなら、前田選手を呼んではどうか?
岡ちゃんが好きな守備的な4−3−2−1の布陣だ。
カメルーン戦まえの各選手のコンデション重視で、90分持たない選手は
先発はやめるべきだろう。どうしても出したいなら、残り20分限定で
出すべきだ。中村俊選手、稲本選手が残り20分限定だ。