■
4年に1度、この時期はつらい寝不足が続く・・・・・
さて、24日のデンマーク戦が、たのしみだ。
日本の守備陣は素晴らしい。4バックとトリプルボランチで、
ゴール前に閂をかける戦術は、いまのところ機能している。
4バック、3ボランチの先発は、第1戦、2戦と同じ
メンバーでいいかもしれない。
問題は、1トップ、2列目の2選手を、攻撃でどうやって
フォローするかだが、名案は全くない。
4−3−2−1の布陣は、超守備的なので、得点の
匂いがしないのが当たりまえだ。
デンマーク戦前にシュミレーションすると・・・・
(1)デンマークに先制される(デン1−日本0)
a.早い時間帯
b.終了近く
(2)日本が先制する(デン0−日本1)
a.早い時間帯
b.終了近く
(3)スコアレスドロー
(1)デンマークに先制されると、かなり16強は厳しい。
早い時間帯に先制されて、日本が慣れない攻撃的なシステム
4−4−2や4−3−3に変え、ラインを押し上げると、
裏を狙われ、ハイボール、パワープレーの逆襲にあう。
(2)日本が先制し、ゴール前に錠をかける戦術が一番
好ましい。試合終了間際まで1−0で行けば、16強は見える。
(3)これは、ハラハラドキドキだが、一番考えられる
展開だ。主審のホイッスルを聞くまで16強はわからない。
日本の問題は攻撃陣。得点力不足はなにも、このWカップ
だけでなく、98年初出場以来の課題で、とりたてて驚く
問題ではない。
今回も、陣形が超守備的な4−3−2−1のフォーメーション。
日本にメッシや、ロッベンがいれば別だが、4−3−2−1
をやってて、2点以上取れたら奇跡である。試合を一発で
決められる攻撃の選手は日本にはいない。だからこそ、
試合中の交代要員、試合の運び方など、監督の戦術が重要
になる。
4−3−2−1の超守備的な布陣を敷いて、攻撃的な選手を
はじめから起用するのは禁忌、NGだ。
しいて書けば、本田選手、松井選手、大久保選手のうち、
先発でだしていいのは2選手まで。
(先発)
1トップ 矢野選手
2列目 左:大久保選手 右:本田選手
3ボランチ、4バックス陣は、同じ
試合の状況を見て(後半10分くらいで)
1トップ 本田
2列目 左:大久保 右:松井選手
にし、
得点のほしい場面(先制をゆるしたら)で、
3トップ 左:大久保 森本選手 右:松井
2列目 本田
ボランチ 阿部選手 長谷部選手
4バックス
の、4−3−3
にしてみるのもいいだろう。
デンマークは高さはあり、ハイボールに強い。
松井と大久保のドリブラーの突破や、
森本と本田のワンツーで抜くようなイメージがいい。
本田の周りにスペースを作ってやって、強烈な
ミドルシュートを打たせるのも一手だ。
4−3−3は、あくまで追い込まれた時の策で、
できれば、スコアレスドローで終わってほしい。
何度も書くが、後半に、本田と松井と大久保の
パフォーマンスが上がるように、うまく前半を
キーマンのうち松井を休ませ0−0で、切り抜ける
ことが大切だ。
相手の運動量が落ちる(日本も落ちるが)70分過ぎに、
勝負をかける戦術が大切。
キーマンの3人を同時に先発させれば、デンマークとは
かなり厳しい戦いになる。
答えは、3人よりパフォーマンスが上がる控えが
今の日本代表にはいないからだ。
3人ベンチが怖いのであれば、先発で本田と大久保
を出し、松井は後半15分くらいから使ってはどうか?