デンマーク戦

第1戦の高地、第2戦の低地、そしてまた高地。もう選手の高地トレーニングの貯金はない。しかもオランダ戦に総力戦を挑んだため、デンマーク戦は選手のコンディションが心配になる。控えの活躍、岡ちゃんの選手起用が16強の鍵だ。どの時点で交代を入れるか、始めから若干先発をいじるか、だ。長谷部選手を2列目右にあげ、代わりに右ボランチで稲本選手を入れる。本田選手を2列目右にし、1トップを矢野選手か森本選手にする、など。DF も、右SBに内田選手、左サイドにツーリオ選手(代わりに岩政選手)に代える、など。4-3-2-1は守備的すぎるなら、博打を打ち4-4-2や4-3-3で始める手もある。 カメルーンデンマーク戦と同じスタメンであれば、スコアレスドローしか期待はできない。 ただ、日本はスコアレスドローでも、決勝トーナメントに行ける。華々しく散るより、確率に賭けた方がいい。また岡田監督には選手交代の意味を、もう一度考えてほしい。デンマークの嫌がる選手を、デンマークの選手が歩き始めた時、死客を続けざまに出す。策士ヒディング監督のような選手交代なら、後半途中まで0-1で負けてても希望はある。腹を決め、ディフェンシブな控え組FWの先発で60分しのぎ、本田と松井に賭けろ!