オシムの言葉4

デンマーク戦はよく戦ったが、お祝いはW杯が終わってからでも出来る。終盤、守備ラインを下げ過ぎて、PKと言われてもいい場面が2回あった。 パラグアイには、屈指なセンターバック2人がいる。このDFの周りに、羽生選手のようなタイプを泳がせてみる。FK・PKのチャンスが増えるはずだ。0-0でPK戦になるのでは?これはあくまでも私のカンで、PK戦になれば、私は見ないことにしている。(オシム談) 日本は南米のチームを苦手としている。足下の技術があり、選手がずるさを持ってるからだ。パラグアイと言うと、堅い守備からのカウンターが伝統だが、今回のチームは前線のFWとMFに若手が多く、DFにベテランが多い。ビデオを見てないが、より攻撃的なチームみたいだ。南米予選ではブラジルとアルゼンチンから、それぞれ1勝をあげ、3位で通過。侮れない。パラグアイが日本をナメてくれればチャンスはある。日本は、4-3-2-1の超守備的布陣でも構わないだろう。点の欲しい局面で、4-4-2に変更が必要かもしれない。お互い守りあった70分過ぎからが本当の勝負所。松井遠藤に代えて、岡崎と中村憲で、5-1-3-1もある。阿部を最終ラインにいれ、1ボランチに長谷部。前線の4人が攻撃する。