この日記でなんども書いてるが、原発を覆うコンクリートシェルターを造るしか、もう方法がないのではないか? チェルノブイリ事故と唯一違うのは、まだ核爆発が起きてない点だけだ。 東電と政府は数年かけて炉心を冷やすと言うが、その間も、土壌と沿岸海域に放射能は蓄積され続ける。北海道から東海の太平洋側の漁業は壊滅的な状況になるはずだ。シェルターで覆えば、北海道と、関西以西の農業は存続する可能性はある。どちらにせよ、土壌・水系や海洋系に漏れ出た放射能は止められない。最悪、大気に飛散する放射性物質のみ遮断するしか現状では手はない。土地をとるか、海をとるかの悲劇的な究極の選択をする時期は迫っている。メルトダウンした場合を想定し、原子炉の地下深く4重5重の地下室様のコンクリートシェルターを造っておくべきだったのだ。原子炉格納庫もそうだが、全体的な建築設計が、コストパフォーマンスばかり気にして、最悪事態を想定していなかったのだ。 この期に及んでコストパフォーマンスは言わないことだ。これから未来のある乳幼児、20才代までの若者達を中心に原発を考えることだ。これから日本を支える人達が30才までに癌にかからない処置を、いますぐ、やることだ。 国家予算の半分くらい使い切る覚悟がなければ、日本人は2000年前のユダヤ人にしかなれない。それは東日本ばかりでなく、日本人全体の問題になるはずだ。30kmから100kmに、100kmから300kmに避難区域を拡げても、日本人にとっては何の解決にもならない。腐った原子炉を持った以上、チョイスは2つしかない。国を棄てるか、留まるか、どちらかだ。2000年前のユダヤ人になるか?癌のリスクをとって日本に留まるか、だ。 自分は福島原発から200km以上離れた所にいるが、運命論的に言えば、福島の人達と同じだと思ってる。東北沿岸と一部の地域だけ、高放射能汚染で、200km離れれば大丈夫なんてあり得ない。この原子炉は癌だ。こいつを何とかしないで、日本に住み続けることは何人も出来ないと自分は思う。何度も繰り返し言う。この問題に国家予算をケチって使ってはいけない。真面目に日本の将来を考えるなら。 ロシアは広いので、チェルノブイリ事故は人の移動だけで済んだが、日本は狭いので、ほとんどの日本人は難民になってしまう。 まだまだ現政府は真剣に考えていない。お金をいっぱいかけることだ。対処療法はどこまで行っても対処療法。手術をしろ。宇宙船に腐った原発を載せ、太陽系外にぶっ飛ばすくらいの思い切った措置をせよ。天災は悲しみの中から希望が見えて自然治癒する。放射能汚染は国家を根っこから腐らせる。
終息に10年もかけたら、日本人の人口は、病死者と国外退避者のため、半分以下になるはずだ。 後手後手にまわる東電と現政府にイラついて、今日は敢えて過激な日記を書いた。