アメリカが福島原発事故のデータを分析したところ、1〜3号機のうち、1機は70%炉心がメルトダウンして、別の1機は30%が炉心損傷しているという。コンピューターのシミュレーションで詳しく分析したらしい。チェルノブイリ原発事故の様に、大気中に放射能が飛散しないのは、福島原発の炉心の構造にあるらしい。 ということは格納容器は既にボロボロに溶けてしまったことなのか?原発の地下には、放射性物質だらけなのか? 原発地下の放射能を測定すれば、どの程度メルトダウンが進んだか、解るのではないか?原子炉周辺は高濃度で、人間が近寄れないのはわかるが、ロボットやラジコン車にカウンターとカメラを付けて、放射能測定、炉心近くの状況を把握できないのか?それを公開してほしい。 もしメルトダウンが進行中なら、土壌、水系、海洋汚染が気になってくる。汚染水が全部、海に流れるわけではない。もっと地下深く、例えば地下20階くらいの所に、鉛とコンクリートのシールドを造った方がいいと思う。内陸部の土壌汚染を遮断する、縦のシールドも地下深く必要だ。南北にもそれぞれシールド(壁)を地下に造る。地下鉄を掘るイメージだ。あるいは地下都市のイメージ。床は太平洋海側に向けて段差をつけて、何10ものトレンチを造る。汚染地下水を太平洋海岸側に排水する。排水口から出てくる汚染水を、汚染回収船が受け止めるイメージだ。
800億円もの大金使って建て屋に布を覆うなら、地下鉄を造るイメージで、地下にシェルターを造った方がいいのではないか?今後、チェルノブイリ事故型の大気拡散が起こらず、地下の土壌にだけメルトダウンが進行したら、どうするのか?
予想通りに、チェルノブイリ型大気拡散が起こるかどうかは、誰にもわからない。 この原子炉を設計したGEのエンジニア、フランスやロシアと、よく協議してからシールドをどこに造るか考えた方がいい。800億円が無駄になることもある。 ロシアのチェルノブイリ事故責任者も言ってたが、福島原発周辺地域の放射能を詳しく測定分析し、「どの部分をシェルターで抑えるのか」を決めた方がいい。 建てやの布切れに800億円出し、そのあとも、「いろいろなシェルターを造る、事態打開にお金も出す」と、東電と現政府が言うなら、個人的には一向に構わないが。

素人目に見て、原子炉を冷却する以外、この腐った原発には効き目がないんなら、大量に出る汚染水を回収処理するシステム、土壌水系汚染を防ぐシステムにお金を出して、インフラ整備(シールドも含めて)した方がいい思うんだが。 原子炉を冷やし続けて、チェルノブイリ型大気拡散が起こらなかったら、布切れはイメージだけになってしまう。 国民の税金を使うのだから、世界中の専門家、特に、アメリカ、フランス、ロシアの専門家の意見を聞いてから実行してほしい。お願い致します。

地下鉄建設技師、地下トンネル設計者、環境工学学者など国内外から呼んで検討してほしい。お願い致します。

神様のご加護がありますように。