年金支給時期の延長

朝のNHKニュースで、朝一から年金支給時期の延長という盛り下がるニュースである。

団塊世代は全額、通常の年齢で支給されるが、現在55歳以下は、支給時期の延長が検討されているらしい。



個人的には年金の支給額は多くないし、子供もまだ小さく、60歳代も仕事を続けなくてはならないと、思ってたのでショックはないが。


年金支給の問題も大問題だが、あと10年後20年後に、60歳以上の労働力を受け入れる受け皿が日本にあるのだろうか?
その点が大問題だ。



いよいよ、高齢者のアジア浪人(アジアでの派遣労働)の時代が迫ってきたのかもしれない。
アジアで売れる技術や人脈がないと、高齢者に限らず、大学新卒も、仕事は本当に厳しい時代になるかも。
現地で生活できるバイタリティも必要だ。


自分らの子供と一緒に中国内陸部で就職・生活する構図は、あまり想像できないが・・・・・・・



話しがズレてきたが、問題なのは、高齢者を受け入れる余地が、10年後20年後の日本の労働市場にあるかどうかだ。


年金の問題はとりもなおさず、国内の労働力市場の問題。


大学卒の就職率が50%程度で、高齢者を受け入れる企業があるだろうか?



昔から言いふるされてきたが、内需拡大しない限り、路上生活者が増えるばかりだろう。


スキルのある高齢者は、中国、インドに職を求めて出ていくはずだ。今のままでは日本はさらに空洞化が進む 。


まず国内で産業を興す。それが無理なら、年金どころの騒ぎではない。


若者がもれなく仕事ができて、そのおこぼれを高齢者が担う。このパターンじゃないと日本は本当にヤバイよ。