中国の資源・資産は農村部にある。

アメリカ人も、ヨーロッパ人も、日本人も、中国で暮らすとなると、沿岸近くの都市部がほとんどだ。

しかし、自分の限られた中国旅行の経験でも、中国の底力はその内陸部、農村部にあると感じる。

いまだに日本の明治時代の生活を強いられてる農村部にこそ、中国発展維持のキーがある。


鉄道、上下水道、道路、建築建設、あらゆるインフラを日本並みにするには50年、アメリカ並みにするには100年、かかるはずだ。このおいしいインフラ・ビジネスに日本企業は遅れをとってはいけない。


当面のライバルは韓国だろう。アメリカ、イギリス、ドイツあたりの企業もいるが、彼らの特性として、非衛生的な所に住んでまでビジネスをやりとげるとは思えない。

不況、不況というが、日本企業は、新興国が引き受ける仕事まで引き受けてはいない。


近くに宝の山がゴロゴロ眠っている。

なぜ我々は、汚い仕事まで引き受けられないのか?

お金持ちになって長い時間がたち、1960年台初めの感覚に戻れないからだ。


というロジックで、命をかけた国防の仕事(自衛隊の仕事)など誰も引き受けないのだ。


評論家は自分も含めて数多いが(笑)、福島第1原発処理も被災地の瓦礫処理も、領土問題も、全然進まない理由がココにある。


女性にバッシングを受けるだろが、女性がしっかり旦那を支えないと(昭和一桁生まれみたいに)、男は外で、命をかけた仕事はできない。
かなり古い発言ですが(笑)



全般的にいって日本が劣化するのは必然に近い感じがする。