北方領土(続)

韓国の建設企業が北方領土で建設を始めるらしい。韓国政府から認可は受けているらしい。これに対して、民主党の玄葉外務大臣は、遺憾の意を表明した。

この日記に1ヶ月前に、この情報について詳しく書いてるが、日本政府と外務省は何も対応策をたてなかったようだ。
抗議の意味で、一旦、韓国の日本大使を召喚してみてはどうか?

長い目でみて、韓国は非常に心もとない日本の同盟国である。

さりとて、現段階の北方領土の主権・実効支配がロシアにあることも認めねばならない。

日本政府や官僚は、自分達ならやらない事を、韓国や北朝鮮がやっても、まず驚かないことだ。そして、韓国や北朝鮮なら、そういう事も平気でやるだろうと予測してから、彼らに対する基本政策を決めるべきだ。

基本的に、韓国や北朝鮮とは国家機密に関わる事、特に軍事、宇宙開発、基礎技術、金融政策などの根幹部分は情報共有はしない方がいい。テレビ音楽の韓流だけなら、とりたてて問題はない。

アジアオセアニア地域で、信頼できる国は、1オーストラリア、2タイ、3台湾、4ニュージーランド、5インド、6インドネシア、7ベトナムの順であろう。

信頼できない順番で言うと、1ロシア、2北朝鮮、3韓国、4中国
となる。民度の面でだが(笑)。北朝鮮と中国は確信犯でたまに笑いを誘い、微笑ましい時もあるが、ロシアと韓国は、心の内側に怨恨を抱えた知能犯。ロシアはタタール人・ジンギスカンナチスドイツに対する怨恨で、韓国は豊臣秀吉と日本の併合に対する怨恨だ。こうした怨恨は、ちょっとやそっとでは昇華されない。

日本人ならやらない所業は今後も韓国とロシアからは、ごく日常的に続くと考えておいてまず間違いない。だから根幹の技術や機密情報は絶対共有しない方がいい。それは広く一般企業にも当てはまる。

感情的に対処するのではなく、中国政府が日本政府にするように、ごくごく事務的に、韓国やロシアとの会談や訪問を、抗議の意味で、キャンセルすればいいのだ。
日本政府の大問題は、抗議が、韓国政府やロシア政府に伝わらないこと、なのだ。

今回の北方領土問題で、韓国政府にこうやられたら、こうやり返すと、事前に決めておくことが大切。しかも、報復は、やられた分だけやり反すことが大切。過剰にやり反したり、報復が少ないのも問題だ。


先日の英国のエリザベス女王の戴冠60周年で、スペイン国王は招待されたが、欠席した。英国とスペインの間によこたわる領土問題が原因だと言われている。ジブラルタルの帰属問題で、今の実効支配は英国であり、スペインはそれにずっと抗議しているからだ。


抗議は、相手国に伝わる様に正式にするのが国際儀礼だ。
やるべき時に抗議をしないと(しっかり相手国に伝わるように)、国の主権は守れないし、日本人には違和感があるが、抗議の措置を取らないのは相手国に非礼なのだ(笑)。

政府も外務省も、どんどん手頃なジャブの報復を考えて実行してほしい。手頃な報復を繰り出すのも、その国の民度なのだ。あくまで手頃な報復ですが(笑)