福島原発1号機で10000ミリシーベルト

10000ミリシーベルト、すなわち、10シーベルトである。この日記で何度か広島原爆の被爆量も書いたが、10ミリシーベルトは致死レベルである。

福島原発の炉心解体なぞ、このニュースを読む限り不可能だと解る。これで、原発事故の収束はないだろう。またも、大本営発表である。


相馬沖でタコ漁が解禁になって、全く放射能汚染フリーという。本当だろうか?他の海底を回游する魚は、どうなのか?


そして、中国人観光客には、東北3県に始めに入国すれば、沖縄と同じように、数次ビザを与える、という。


やってる事は間違いではないが、順序が逆で、やらねばならない事を何とか逃れるための、「猫だまし」である。

東電と政府は、まず、事故で被害を直接的に被った方々へ、誠心誠意、賠償に応じるべきだ。「同じ日本人だから、なあなあでいいだろう」は、絶対、あり得ない。
1、原発周辺の住民で、移動を余儀なくされた方々。
2、福島、茨城、岩手、宮城、栃木、群馬の、全ての酪農家、漁師、農家、林業家など第一次生産者すべて。
3、上記の県で、観光、卸売り、小売り業 に携わる全ての方々。
他にも、いろいろあろう。

大切なのは、原発事故がなければ当然の様に利益があったはずの「得べかりし利益を科学的に算定」することだ。言っておくが、この賠償額には精神的苦痛の賠償金は含まれない。


お見舞い金や、猫だましで、逃れようとする東電と政府は、人非人で、人の仮面を被ったゾンビとも言える。


まず、補償ありき、だ。