尖閣諸島に港湾?

昨日の読売新聞の一面に、政府が尖閣諸島に港を建設するというニュースがあった。
うーむと、考え込んでしまった。

中共との衝突は不可避なのであろうか?もし、そうであるなら、一刻も早く、印、比、ベトナムインドネシアとの包括的な安全保障条約を結ぶべきだ。


利害関係が一致する諸国と相互互恵の条約を結ぶ。実は軍事協定という側面が大。


米韓との安全保障条約は、対北朝鮮用でしかない。破棄するまでではないが、中国に対しては全く無力。この事に日本はいつ気づくのだろうか?

超大国ソ連が崩壊・分割し、唯一の超大国アメリカに衰退の兆し、そして中共の拡張主義である。アジア諸国はこの先、目先の利益のみ追究し、ケースバイケースで合従連衡を繰り返すはず。


第3次世界大戦はアジア発かもしれない。
そうならない事を祈るばかりだ。


確かに中共は拡張主義で、領土獲得の野心を隠さない。中国はいまや経済というカードも持ち合わせている。しかし、それだけで、アジアの諸国が追従できるものでもない。

あと、15年もすると中国は急速に高齢化するという。一人っ子政策のためだ。人口も減少に向かうという。
国力がピークである今、仕掛けたいのであろう。


尖閣諸島を現状のまま、20年引き延ばす。
自分は、日本にはこれが一番いい戦略に思える。
焦る必要などない。実効支配は日本がしてるのだ。