松井選手がレイズを戦力外になった。今年で38歳。
長島元監督が選手で巨人を引退したのも,確か38歳。
王監督も選手を引退したのは、39歳か40歳くらいだったなぁ。


そして、イチロー選手も昨年、200本を達成できず、
打率も270程度。今季も260くらいで低迷している。


野球選手は特に、35歳過ぎると、動体視力や脚力が衰えると
言う。


スーパースターのイチロー選手、松井選手も、寄る年波には
勝てないのだ。


まれに、元南海ホークスの門田選手の様に、野手で30歳後半から
40歳前半まで大ブレークした選手もいるが、この人は例外だ。


王選手の場合、引退した時のホームラン数が30本くらいだった、
と記憶している。この本数でも、当時の王選手は、「打球が
上がらなくなった。」と言って、バットを置いた。日本では、
王選手を超える選手は残念ながらまだ、出ていない。王選手は
不世出のスパースター。サッカーで言えば、釜本選手と同じ
である。


これに対して、投手は、昨今の分業化(先発、セットアップ、
抑え)から、選手寿命が延びている。昔のプロ野球であれば、
30歳に乗ると、衰えが感じられたが、今の投手には肩肘は
消耗品、という感覚が強く、決して、チームのためなどと言って
大昔のように連投などしないし、コーチや監督は、球数を
守らせる。



アメリカの大リーグを見てみると、ジーター選手は38歳
(松井選手と同期)、チッパー・ジョーンズ選手は40歳
ながら、現在打率300以上、ホームランも10本くらいだ。


50歳台のピッチャーも以前、MLBにいたらしい。
自分が覚えているのは、1980年代、90年代に
活躍したナックルボーラーの投手、ニークロ投手や
ゲイロード・ペリー投手は、40歳台
後半でも現役だった記憶がある。以前、ロッテにもいた、
首位打者フランコ選手も、40代後半までやってたかな。


イチロー選手に似たタイプで、リッキー・ヘンダーソン選手も
40代半ばまで、リードオフマンだった記憶がある。また、
かなり古いが、ピートローズ選手も45歳くらいまでやってた
かな。


いずれにしても、野球選手、特に打者は30歳後半で、バットを
置くケースがほとんどだ。


イチロー選手は、ヤンキ―スで、また輝きを取り戻せるだろうか?
一日本人ファンとしては、そう期待するが、晩節を汚す必要は
ない。


既に多くのものを手に入れた選手なのだから。