3位決定戦

予想通り、U23日本代表は、韓国と3位決定戦にまわることになった。


メキシコ戦の反省をきっちりやって、韓国戦に望んでもらいたい。


昨日は書かなかったが、「歴史を塗り替える」と、監督と一部の選手がインタビューに答えていた。あまりに浮わついているではないか。自分はこの表現には違和感があった。メキシコに勝ったら、どんな表現をするのかと、心配だった。


どんな場合でも、対戦相手にはリスペクトすべきだろう。


さて、韓国だが、ブラジル戦をみる限り、韓国は点差ほど弱いチームではない。


密集より、ワイドに開いた展開を好む。中盤を省略して、前線にロングフィードする。ロングボールは正確で、頭に合わせるばかりでなく、グランダーの速いパスもある。足元の技術は思ったより高い。プレッシャーはきつい。ブラジルに2 点目を献上するまで、厳しいプレスを仕掛けていた。
ロングシュートは多い。ペナルティーエリアすぐ外は、シュートレンジ。


印象を言えば、 ヨーロッパで言えばイングランド、 アジアで言えば、 シリアやヨルダンの様なチーム。 以前の韓国の様に フィジカルを前面に出すチームではない。


日本としては、ロングフィードの出どころに常に、プレスを仕掛けたい。


FWは走り回れる選手、永井選手がベストなら出したいが、メキシコ戦で出したので、フルに使えないのが痛い。

どちらにしても、A代表なら岡崎選手、前田選手の様なタイプの選手、てを抜かずプレスできる選手を起用する方ががいい。

大津選手を2列目に置いて、走り回れる斎藤選手と永井選手のツートップがベスト。永井選手が無理なら、ディフェンスができる選手をFWに置くべきだ。

DFは、吉田選手以外のCBを、新たに背の高い選手に一人代えるべきだろう。韓国のCKやFKは、頭が強く高いので、最後の砦のCBは185cmの身長が必要だ。


日本にも韓国にも銅メダルのチャンスがある。


今回のオリンピックは、何か日韓戦があるような予感があった。A代表ではないが、しっかり対策を練って頑張ってほしい。

しかし今回準決勝までいけたU23の選手たちは、いい経験をしている。3位決定戦は勝っても負けても、絶対財産になるだろうし、今後A代表に選ばれた時の経験になるはず。勝ち負けはどうでもいいのだ。


それにしても、またまた、昼間の仕事がきつくて眠い(笑)


将来性のある若い選手が、金メダルや銀メダルでも取って、天狗になって、実力より名前が先行した方が、日本サッカーにはマイナスだと思ってた。次は、勝ち負けより、このチームがやってきた攻撃や守備を、ミスなく見せてほしい。


頑張れ、オリンピック代表!