政府が想定した西日本の海溝連動型地震
最悪のシナリオで、死者行方不明者が
合わせて32万人超になる、とのことだ。


静岡県だけで死亡者数が10万人を超える
らしい。


地震マグニチュード・起きた時間にも
よるが、最悪を想定しておくのは悪く
ないだろう。死者数は8割超が津波
よるものだ。


そして、国や各地方自治体から、津波
対策は?というと、全くお粗末である。


東北地方の津波は、日本海溝から遠い
ので、地震発生後30分はかかると言
うが、南海トラフは、西日本から近い
ため、地震発生後10〜15分で、
西日本の太平洋岸に達するという。



自分はいろいろ各自治体の、津波
防御策をニュースで読んでみたが、
ほとんどは「防波堤を作る」・「高台に
避難する」である。



変わったところでは、



1.ノアの箱舟のような船を作り、
  ビルの屋上に常備する(これは
  まだ発想の段階)

2.海水が絶対入らないシェルターを
  作る(発想の段階)

3.簡易的な、高さ30m超のヒノミ
  やぐらを作り、そこの踊り場に
  100〜200名避難できる
  場所をつくる(静岡県では作って
  いるらしい)

がある。




1は、船の強度と、何人のせられるか、
どこに保管するかで、まだ、製造には
至っていないらしい。




自分は、このノアの箱舟の強度が強く、
100人以上乗せられれば、どんどん
造って、海岸線に置いておくべきだと
思う。ただ、陸前高田や釜石に侵入
した津波の破壊力はすさまじく、
コンクリートのビルも2階建てなら
根こそぎ持っていってたので、よほど
強度を高めて、しかも波に乗れる
設計しないと危ない。





地下シェルターも悪くないが、
海水が入らない設計にするには、
入り口を小さくしないとまずい。
そうなると、津波発生後に避難者が
殺到して、シェルターの蓋を閉めら
れず、避難者も溺死という、大惨事も
ありうる。




そう考えると、静岡県で造っている
簡易型避難用ヒノミやぐらが、
一番いいかもしれない。


津波は、長くても半日、短かれば、
数時間をやり過ごせばいいのだが、
そのエネルギーたるや、すさまじい。


日本が先頭に立って、画期的な
津波非難の建造物や船など、
開発してもらいたいものだ。





それは多分、アップルやサムスン
タブレット」より、もっと、人類に
貢献できるものになるはずだ。