金融不動産バブル(技術革新)

日本はアメリカの後追いで、1980年代前半に不動産バブル、2000年代前半に金融バブルを経験したが、実体経済の高度成長は1960年代後半に実は、終焉していた。
アメリカも圧倒的な高度成長は1950年代に終焉している。
両国とも、1980年〜2005年(サブプライム前夜)は見せかけのバブルに踊っていただけ。


先日、同世代で、金融業(外資系と日系)に携わってきた方と呑む機会があった。



また、外国株式や債権など、私達のような素人が取引しても、ある程度儲かる時代が来るのか、聞いてみた。彼は、即座に、我々が生きている時代にバブルはありません、という答え。



景気循環説を、私は信じているので、専門家の話は真に受けないが、今は、世界恐慌に入る直前のような状況で、楽観的な要因がない。



革命的な技術革新がどこかの国から出てこないと、「戦争」という人類淘汰しかないと、負のスパイラルに落ちて行く可能性もある。


1920年代や1930年代に、自家用車・家電・インターネットという三種の神器があれば、人類は2回の世界大戦をせずにすんだだろう。


今は非常に危ない時代である。



新興国はただ、先進国の技術の焼き直しをして製品を生産しているだけ。



人類に本当に貢献できるテクノロジーが現れて、製品化されないと、長い暗黒の中世の時代に入ることもあるだろう。



やはり、キーを握っている国はアメリカで、中国ではない。独創的な技術や発想は、今の大陸からは生まれない。お金やGDPを越えた発想や貢献、中国や韓国に期待する方が間違っている。



WWWウェブの革命は、全人類に貢献し衝撃を与えたが、タブレットはただのファッションだ。



革新的な技術は、1995年あたりで止まっている。その後に出てきたユーチューブは、画像とネットを融合させた革新的な媒体だったが、他は、世界の一般的普遍的な人間の技術ではなかった。



失われた20年だったのである。



本物の技術革新が起こらないと、歴史は中世に戻るはずだ。