大陸のバブル崩壊

中国のバブル崩壊は、日本型デフレ社会の到来という、長期経済低迷にはならないだろう。 もっとドラスティックな変化があるはずだ。
中国国内の不良債権は金融と不動産市場だけで、国内総生産の半分近いという、米国の専門家もいる。共産党幹部がどんどん資産を米英に移し、子息に米国永住権をとらせるのも頷ける。

もし本当に中国バブルが弾けたらどうなるか?共産党は生き残りをかけて、バブル崩壊を国内問題から国際問題化させるはずだ。米国国債を売却し、中国国内の銀行や投資会社をどんどん潰し、彼らの借金先が外国になろうと、強制的に債務の棒引きを外国にも迫るはずだ。軍隊も使うだろう。先の、反日デモの日本企業の被害総額は実質部分だけで100億円以上。間接部分を入れると数100億円以上と試算する専門家もいる。

陸中国の問題は全て共産党に原因がある。

前世紀のソビエトと同じ。

世界のルールが通じないのだ。


経済改革より政治改革が大陸には必要なのだ。


バブル崩壊を考えると、中国国内問題だけで解決できないのは明白だ。いい意味でも悪い意味でも、世界経済に貢献してきた過去20年間を全て吐き出す可能性があるのが、今の大陸中国だろう。


ソビエトの様に小さい国々に分割して、リスクを最小限に抑えるべきなのだ。


そうしないと世界が影響を被るのだ。ギリシャの比じゃないのだ。


OECDの楽観的な予想を信じたい気持ちもあるが、ギリシャの破綻を予想できなかったOECDである。
全幅の信頼を寄せるにはあまりに頼りない(笑)。