北朝鮮

ミサイル発射の準備が完了して、いよいよやるつもりの様だ。2000年の前後に、ノドンやテポドンを日本列島をはるかに越えて太平洋に飛ばした実績があるだけに、今回も油断は禁物である。

アメリカ、韓国、日本の情報能力や防衛能力が あからさまになるはずだ。
日本列島や周りの島々に落ちるようなら、パトリオットの出番だが、湾岸戦争などで、唯一、イスラエルスカッドミサイルを迎撃できたが、北朝鮮も『これから、かまします』とは言わないので(笑)、韓国の諜報能力が問われる事になる。


北朝鮮も不安定さを増しているが、尖閣諸島周辺も、今朝の産経新聞によると、えらい事態らしい。

何かと言うと、中共はいよいよ海軍の護衛艦を2隻、尖閣諸島海域に常駐しはじめたらしい。空軍も領空侵犯スレスレの行為を繰り返していて、尖閣諸島国有化以降、航空自衛隊と米軍のスクランブルは2倍以上の回数に増えてるようだ。


南シナ海にいたっては、米軍の後ろ楯がないフィリピンとベトナムは、どんどん侵食され、中共人海戦術にはまっている。


こういう事を見るとまだ 北朝鮮の恫喝外交も恫喝だけなら、中共よりかわいいものである。


中共が太平洋やインド洋に至る海上路を何とか確保して、そこからさらに海洋権益を広げているのは明白で、悪いことにはソ連と違い、中共は経済力をも武器に使う戦術だ。

弱肉強食の19世紀そのままの海洋政策である。


「軒下を横切って、母屋を盗む」やってることがナチスや軍国日本と同じである。


経済力を盾にとってるだけに、ナチスより悪質かもしれない。

日本は経済水域の広さは世界で第6位。東はだいたいアメリカと接していて問題ないが、西側、中韓と接っする部分の警戒を怠らないことだ。
太平洋東側のアメリカに接っする領海も、中共海軍の不法侵犯も、今後減ることはないだろう。



安全保障の第一歩は、中国共産党の人質や資産を日本が取りこむことであり、むやみに排他的になることではない。


日本を攻められない、侵犯できない状況を軍事力の他にも作ることであり、ソフトの面では、日本は中国に対して米英に比べて何もしていない。
攻められない状況をソフト面で作ることだ。