ネットが極度に発達した社会では、事実より、
噂や雰囲気だけで
何事も処理されてしまう傾向が強いようだ。



今、日本が中国と韓国と極度の緊張状態にあるが、
ネットは、その緊張状態をさらに増幅する
スピ−カーのような性質がある。



株の取引でも、一旦売りが優勢と見るや、
ネット上(クラウド)の増幅するプログラムが
働き、体勢はとことん、売りに転じ、その逆も
また真、である。



昔は、「事実は小説より奇なり」で、命題は
全てアナログであったが、いまや「事実は
ネットより奇なり」で、全く水と油のアナログと
デジタルを検証する有様である。



我々一般人は、事実を知る場合、ほとんどテレビ
や新聞などのマスコミか、ネットなどの情報で
ある。


しかし、あの「東日本大震災」の日、そして、
それに続いた原発事故。いかにマスコミや
ネット情報が不確かであったかを思い知った。
家のカミサンなど、震災の日に、最も信頼できた
のは「ラジオ」だったと、言い放つ始末である。



尖閣諸島従軍慰安婦の問題で、日本と中韓
ギクシャクしているが、本当の事実は実は
政治家やマスコミ、ネットからは出てこない。
領土問題も、南京虐殺も、従軍慰安婦も実は
当事者から聞くのが正しくて、その意味から
すれば、アナログ的に言い伝えられてきた
事実はだいたい正しいと言えるのである。



日本も、中国も、韓国も、現状を変更しようと
試みる政治家が多いが全く危険極まりない。


現状を変更しようという試みは、
何でもヒットラーと同じで、ある。
自己を正当化してはならない。



どうしても真実を知りたければ(見たければ)
中国でも韓国でも行ってみて、確認する
ことだ。これは、中国人や韓国人にも言える。
右傾化してるかどうか、確かめたいなら、
2週間ぐらい日本に来て確かめることだ。



事実は「ネット」より奇なり、である。



政治家は、好き嫌いで政をやるべきではない。
好き嫌いで政をしたのは、ヒトラースターリン
毛沢東の3人だけ。



一般国民が、自国でも、中国韓国でも容易に
経済活動ができるように足を引っ張らないのが
政治家の仕事だ。
その意味で言えば、日本は言うに及ばず、
中国韓国も、政治家の質は世界順位で言えば、
110位くらいだ。



情けない話である。