豪州戦に1−1で引き分けて、開催国ブラジルを除き
世界最速で日本が出場を決めた。


個人的には後半しか見れなかったが、日本も豪州も
それぞれ持ち味を出していたと思う。


後半37分に先制された時は、冷やっとしたが、
よく本田選手がPKを決めたと思う。



何点か気になる点はあった。



後半終盤に、前田選手、内田選手、岡崎選手と相次いで
下げたのは、良かったと思う。代わりの栗原選手、
ハーフナー選手、清武選手の選択も正しかったと
思う。



0−0できていたので、あとは、豪州の放り込みの
サッカー対策として栗原選手を入れたのだと思う。
ただ、イタリアのガチガチ・カテナチオの戦術なら、
後半しょっぱなから栗原選手だったろう、いや、
先発で栗原選手を使い、右のサイドバックは高さ
のある酒井宏選手だったかも、しれない。



こう見てくると、ザッケローにはあくまで攻撃に
こだわる監督だと思う。



攻撃にこだわるのはいいが、0−0で、ゲームを
終えられる守備力がなければ、Wカップの上位は
望めない。



日本は、SBと、MFの人材は多いが、CBと
FWとボランチの層は薄い。


(1)FW
前田選手、ハーフナー選手以外で、高さのあるFW
を発掘してほしい。いま、香川選手は下がり目の
左MFの位置にいるが、これは、マンチェスター
戦術に近いが、ドイツにいた頃はもっと高い位置に
いた。この先、日本によいFWが出なければ、
香川選手を2トップの左に配置して、右は前田選手
か、ハーフナー選手、あるいは新人を置く布陣も
いいだろう。



(2)ボランチ
まだまだ遠藤選手、長谷部選手もできるとは思うが、
この2人を脅かす選手が出ていない。細貝選手や
高橋選手など選んでも使ってこなかったので、
次のイラク戦はこの2人を使ってみてほしい。
ボランチはキック力があって、相手のFWを
潰せるタイプが理想で、下がり目の稲本選手、
小野選手が理想だ。フィジカル的に、かなり
遠藤選手が厳しくなってる感じがある。



(3)CB
吉田選手には、もうひとり高さのあるCBを
組ませる方がいいと思う。どちらかというと
吉田選手は読みを重視するタイプなので、
もう一人のCBは、空中戦に強いタイプが
必要。3バックの場合も、同様で、その意味から
言うと、日本代表には高さのあるCBが2人
足りない。





FW(3)
香川選手  ハーフナー選手  岡崎選手


MF(1)
       本田選手


MF(2)
長谷部選手         遠藤選手



SB(2)
長友選手          内田選手


CB(2)
     吉田選手  栗原選手

GK(1)
       川嶋選手


この方がしっくり来る気がするが・・・・



イラク戦は、日本のグループ1位抜けが決定して
いるので、
FW、CB、ボランチに新しい人材を配置して
試してほしい。




また、コンフェデレーションカップも、どんどん
新戦力を試すべきだと思う。



ともかく、
あらためて、W杯出場決定、おめでとうございます!