ブラジル戦

日本サッカーがどうしても勝てない国はブラジルのようだ。



先日、フランスにフランスのホームで初めて勝ち、2010年ワールドカップ後に、メッシのアルゼンチンに初めて勝った。



強豪国のA代表で全く歯が立たないのは、
ブラジル、ドイツ、オランダで、


スペイン、ポルトガルイングランド、イタリアには、そこそこ善戦している。



多分、プレースタイルや相性の問題もあるのだろう。



いただけないのは、コンディション調整だ。


日本がドーハから疲弊してブラジル入りしたのが試合の三日前。かたやホームのブラジルは開催国で入念な準備をして、手ぐすねひいて待ち構えている。ブラジルが日本との親善試合に、成田に3日前に着くのは実力差からいって、あり得るし、やってもいいが、日本代表がこれをやるのはNG。試合以前の問題だと思う。



ザックの意図がよくわからない。新戦力を試すのか、リスクを取って点をとりにいくのか、徹底的に守備的にいくのか、



まぁ、ブラジルにいつでも善戦できる戦力があれば、世界ランキングは10位以内である。あまり負けを引きずることはない。



ただ、南米の中小国がワールドカップ予選でブラジルで試合する場合、どうやって点をやらないか、どうやってカウンターするか、だけに集中する意味が、今回はいい勉強になったと思う。



南米で本気のブラジルと、点のとりあいをできるのは、アルゼンチンだけ。




といっても、日本がブラジル、アルゼンチンの次に強いわけではない。ペルー、ボリビアベネズエラなどがブラジルでブラジルと対戦する場合の戦術を研究すべきなのだ。




やり方によってはドロー(引き分け)で終わることも出来ると思う。




ブラジルのホームでブラジルに勝つなど、アルゼンチンでも10年間に何回かしかないのだ(笑)



情報の準備不足である。