陸中国で、2010年に起こった毒入りギョーザ事件の
裁判が今開かれている。中国共産党は、異例の日本配慮を
示している、という。当時、中国政府は、日本の捜査陣の
でっち上げを主張していたが、今になって容疑者を逮捕・
公開裁判にかけている。



中国の一部の知識人からは、CCTVや人民日報・環球時報
などは共産党プロパガンダを報道するばかりで、信頼
を置けない、記事は民族主義を煽るばかりの論調で、
まだ第3国、第4国のネット情報のほうが事実に近いと、
厳しく自国のマスコミを批判する論調も出ている。
そんなん書いて捕まらんかと、心配になるほどである(笑)



日本も大きいことは言えない。福島原発事故当時は、
日本の全マスコミが「大本営発表」状態(笑)、ほとんど、
嘘とでっちあげの報道だった。当時は、CNN、BBCが一番、
信頼感があった。こう考えると、中国韓国のプロパンガンダ、
民族主義報道を批判する前に、自分達の報道ももう一度
厳しくチェックしたいものだ。



普段から民族主義プロパガンダ報道が90%なのが、北
朝鮮と中国、50%が韓国、何かあって事実隠蔽(あるいは
小出しに発表)するのが日本。こんな感じであろう。
ただ欧米のニュースはほとんどアジアには無関心だからね。



どちらにせよ、「報道の自由」は、言い換えれば、「事実報道」。
事実が何より大切になる。
GDPや失業率まで嘘の発表となると何をかいわんやである。
今の中国にそんな虚飾はないと思うが。