中国からの報道を見る限り、相反する勢力が水面下で
綱引きをしている様子がうかがえる。



共産党・公務員・党の息がかかった企業・報道は、
徹底した反日キャンペーンをはり、どのような勢力か
わからないが、かなり親日的なアプローチを試みる
集団がいるようだ。



習近平は昨年の秋頃一時、尖閣諸島棚上げ、反日
スローダウンする講話を行ったが、安部の靖国参拝で、
反日勢力からの突き上げで、表向き、強面の反日
方向転換したようだ。一般国民は、今の状況下でも
日本へ旅行者が増加するなど、政府間の緊張をよそに
民間交流が復活しつつあるようだ。



これは、共産主義国の中国の民度が上がったという
より、親日アプローチに目をつぶる勢力もあるという
証拠だろう。もう少し時間が経てば、どのような
親日勢力が出て来たのか、わかるはずだ。



韓国については、組織だった反日が問題で、一大統領
とか、一首相とか、そういう問題ではないだろう。
前からこの日記で書いているが、韓国が一番やりたい
ことは、日本の立場をそっくりそのまま引き継ぐことで、
決して、慰安婦日本海の呼称や靖国が目的ではない。
日本の国際的な立場をそっくりそのまま、韓国が
代わりにしようとするための「手段」として、「慰安婦
「呼称」「靖国」を利用している。




何度も書いてきたが、韓国は既にユーラシア圏に組み
こまれてしまったので、日本から日米韓などという
妄想の同盟を発展させないことが必要で、米国に、
韓国と北朝鮮は、中共の影響下で統一されるという
認識が、日本の認識だと、はっきり伝えるべきだろう。



そういったコンテキストの下で、韓国に対処すべきで、
経済制裁渡航禁止など、韓国にはもうちょっと強めの
政策を打ち出していくべきだろう。



中国の海洋進出に対しては、海軍力増強でバランスを
とっていくべきで、共産党の綱領が変化しない限り、
数十年は、海洋での摩擦は続くはずだ。尖閣諸島
関して言えば、協同開発も棚上げもない。厳しい
緊張状態を数十年続けるしか方策はない。