東京都下でも70cm近く降った先日の大雪は、
埼玉・栃木・山梨のハウス栽培の農家に甚大な
被害を与えた。
ハウス栽培の建屋の骨組みは、100cmの大雪
には耐えられず、ハウス建屋と栽培する作物(ブドウ、
イチゴ、サクランボ、花などなど)をほぼ全滅
させ、被害総額は首都圏だけで300億円ほどに
なる、らしい。



20年以上前に、台風が青森のリンゴ農家を直撃
して、林檎がほぼ全滅になったのを覚えているが、
今回の大雪もそういう意味では想定外とも言える。
開閉式のハウスだったら、とか、大雪の前にハウス
の屋根を開いておくとか、事前に、露地物をどこか
違う場所に移すとか、どの方法も物理的に不可能
で、最低、木や枝をどうやって守るか・・・・・
それぐらいしか、素人には思い浮かばない・・・・
青森の台風は確か、収穫前で、収穫のできない状態
だった記憶がある。
農家の方々も大変だが、命があって、後継者がいれば
まだまだ諦めるってわけにもいかない。再起できる
様に、国もちゃんと考えてほしいものだ。




日本の外務省が考えてる事は、時代錯誤だ。米中が大国で、それと匹敵するのはロシアしかない。EUも入れると4極を形成するが、米露中が3極を形成するのが現在のパワーバランスだ。



日本が早急になすべき事は
1、朝鮮半島情勢の不干渉。日本資産の引き上げ。6ヶ国協議からの脱会。
2、中国との信頼醸成3、露との平和友好条約
4、TPP交渉妥結



この4っだ。米中の力くらべに頭を突っ込まない事が大切だ。中国とは戦争にならないための妥協点を見つけ出す事。日本の領土領海が守られれば、深く太平洋ハワイ沖まで中国海軍の航行を自由にさせるのも、日本には禁じ手として残っている。大切なのは、日本の頭を飛び越えて中国と太平洋を仕切る米国に対し、捨てゴマとして使われない事だ。米が日本の要望をどこまで聞くか?疑問である。韓国に対しても同じだ。既に中国の配下に入った韓国への援助は不要だ。朝鮮半島での力くらべは米中に任せればよい。日本が頭を突っ込む問題ではない。



敢えて書くなら、安保ただ乗りは許されまい。だからこそ朝鮮半島を見切って、大陸と何らかの安保が必要になる。軍事力は静かに増強して、中国の圧力を感じている露と印と、軍事的な交流をする必要もある。米国の出方を見て、日本の国益を害する動きがあれば、朝鮮半島を捨てて、尖閣諸島棚上げ交渉を中国と行うべきだろう。