このところ太平洋の島々、チリ沖などで
大きな地震が頻発している。M7クラス
である。そして、今日、珍しく、北米の
カナダ沖でM6クラスの地震が起きたらしい。



昨年の夏頃から、カルフォルニア沖で
深海魚が獲れたり、最近では、高知沖で
100匹の深海魚、北陸沖でも深海魚が
再三捕獲されている。


3月中に、南海・東南海の巨大地震
発生すると警告していた元東大の教授が
いたが、3月中には起こらなかった。


その方がおっしゃるには、GPS測量の
原理を用いて、巨大地震前には必ず
縦方向の位置のずれが起こると言う。
東日本大震災まえも、この縦ずれが
許容範囲を越えて発生していたという。
実際、このGPS測量の原理で、富士山の
噴火も予知しているらしい。これは、
この元教授ではなく、国や地方自治体が
富士山の至る所に観測点を設置している
らしい。



GPS位置情報で地震が予知できるか否か
わからないが、実際、火山噴火予知に
使用している実績もあるし、あながち
非科学的と、退けるわけにもいかない。



この日記で以前書いた記憶があるが、
北米沖の巨大地震は1700年頃を
最後に長い空白期間がある。江戸時代の
資料にも、房総沖や江戸湾に2m級の
津波が押し寄せて来た記録もある。
当時の人間は、地震もなく大きな津波
が襲ってきて驚いたという資料が存在
する。実は、この1700年の津波
北米カナダ沖(太平洋)のM9クラスの
巨大地震が、太平洋の反対側にもたらした
津波だったと判明している。



つまり、日本の南海・東南海地震
言うに及ばず、北米太平洋沖(カナダ
バンクーバー沖から南カルフォルニア沖)
の巨大地震も決して侮れないのだ。
北米沖には、セントアンドレアス断層
(名前は正確じゃないかも・・)があり、
日本海溝と匹敵するほどの巨大断層があり、
一旦断層がひび割れると、バリバリと
瀬戸物が割れるように、数千kmに渡って
連鎖的に破壊される、らしい。その長さは
日本の太平洋岸の連鎖地震の規模を遥かに
上回っている。



話は長くなったが、備えは大丈夫なのか?
この1点、だけである。



昔の巨大地震なら沿岸部の人口も考慮して、
人的な被害は限定的だった。今は、西日本
太平洋岸には相当数の人が住んでいる。
100年前、200年前に1000人が
津波で亡くなっていても、今現在はそんな
数で納まるわけはなかろう。



来ることがわかっている地震に何も対策を
ほどこさないのは、現実に目をそむけて
いると言ってもいい。10年後に来るか、
20年後に来るか知らんが、絶対来るん
だから、東北の大震災を教訓に今すぐ
有効的な手段対策を実行に移すべきだろう。



一番いい方法は、東北の震災で経験済みで
あり、それは、海岸から離れて居住し、
海岸から離れた場所に仕事場を移すことだ。
「ここより下に家を造るべからず」という、
先人の教えを守ることなのだ。



浜岡原発に20m級の防波堤を造っていて
もう完成したのかどうかわからないが、
一番良い方法は、もっと高台に原発
移動させることなのだ。同じ過ちは2度と
繰り返さないことだ。



まじで、2度と日本に住めなくなるよ。