第3戦は、90分走り切れる選手を出さないと、
コロンビアに4〜5点はとられるだろう。



日本の両SBは機敏だが高さがない。
コロンビアの3トップと、両SBのカウンターは
強烈だ。さらに、試合巧者で、監督は名将
ぺケルマン。日本に勝てる要素は全くない。
せいぜいカウンターサッカーをさせない
戦術くらいしか、ないだろう。
悪いことに、コロンビアがカウンターを
出さなくても、DF陣は高さがないので、
コロンビアは放り込みのサッカーでも
勝てると思っているはず。日本は、コロンビア
がどこまで油断してくれるかに、一縷の望み
を託すしかないのが現状だ。




ヒディングのような勝負師の監督なら、
序盤から、コロンビアの自慢の3トップを
レッドカード覚悟で守備陣にタックルさせる
かもしれない。しかし、今の日本代表には
「潰し屋」もいない。




5−2−1−2

 
FW   大久保選手  柿谷(or斉藤)選手


トップ下   香川(or清武)選手 


ボランチ   山口・青山選手


SB・CB 酒井高・今野・吉田・森重・内田選手           


コロンビアのカウンターを警戒して、超守備的
布陣でスタートし、



後半20分過ぎに、
酒井高、香川、今野選手OUT
長友、岡崎、本田選手IN




最後の20〜30分


3トップ  大久保・柿谷・岡崎選手


トップ下     本田選手


ボランチ    山口・青山選手


SB/CB   長友・吉田・森重・内田選手




システムや戦術もあるが、90分走れない選手は
コロンビア戦では命取りになる。
コートジ戦・ギリシャ戦よりさらに走力が
求められる戦いになる。できれば、CBも、
吉田選手や森重選手以外でスピードのある
選手がいいが、残念だが登録メンバーに走力がある
選手がいない。



コロンビア戦は、
コートジ戦よりなお厳しい試合になるだろう。




さて、イタリアがコスタリカに負けて、
イングランドがGL敗退。イタリアも最終戦
ウルグアイに勝たないとGL抜けは厳しく
なった。フランスとドイツは今大会、攻撃陣
が好調だ。メキシコとクロアチアの最終節も
楽しみである。





日本は、
5−2−1−2
で入って、試合中に状況を見て、
4−2−3−1
に戻す。




戦術の問題より、フィジカル・コンディ
ションが大切だ。1戦2戦みたいに攻撃が
遅ければ、コロンビアには全く歯が立たない
展開になるはずだ。今の代表の中、最も
スピードがあり、フィジカルコンディション
の良い(90分間走りきれる)選手を絶対出す
べきだ。名前で選べばまた、手厳しい敗北が
待っているはずだ。




残念だが、長谷部・遠藤両ボランチをはずし、
香川→本田選手2人で90分と考えないと難しい
だろう。




終戦は日本代表の意地を見せてもらいたい。