どなたがザックの後を引き受けても良いが、
任期は2年として、契約上、その後
2年延長できるオプションを付けるべきだ。


1.アジア・カップ、ベスト4以内
  (準決勝以上)
2.2016年のオリンピックに出場し、
  GLを抜けること(ベスト16以内)


こんな感じのノルマになるだろう。




外国人監督なら4年分の年俸を考えて、
あえて2年間契約、年棒を3〜4億円に
すれば、良い外国人監督が来るかも
しれない。
2年任せて、継続するかしないか、そこで
判断すべきだろう。




「どういうサッカーがやりたいか?」が
監督の基準でもいいが、
あまりにそれは理想主義的で、
Wカップの現実から解離している。
「勝つサッカー」「勝負強さ」を標榜
する勝負師の監督が適任になる。





自分は、ヒディングが一番いいと思う。
あくまで、日本に来てくれれば、だが。
ドイツ人監督もいいだろう。
大物ならフェラー、クリンスマンマテウス
Jリーグ経験者なら、
ブッフバルトリトバルスキーも面白い。
ブッフバルトならDFを鍛えてくれそうだし、
DFの逸材を発掘してくれそうな予感もある。




まあ、誰でもいいが、新監督に4年間も
任せてしまうのは、仲良しクラブを形成
してしまうので、自分は反対である。





総花的だが、南米出身の監督もいいだろう。
それも、ブラジルやアルゼンチンの出身
より、チリ・コロンビア・ウルグアイ
パラグアイなど、ブラジルやアルゼンチン
に南米予選で苦杯をなめさせられながらも
Wカップに、それらの国を出場させ、
16強に導いた監督もいいだろう。




日本代表は、98年、2006年、そして
今回と、いずれも南米のチームがGLに
入った組では結果を出せないでいる。
やはり、南米のチーム、特にブラジル・
アルゼンチンなどの強豪と、
Wカップ予選での戦い方を熟知している
監督が適任になる。ペケルマンビエルサ
の様なビッグネームじゃなくても、
南米予選、Wカップで結果を出した南米
出身の監督もいるだろう。
ブラジル出身、アルゼンチン出身の監督
は、自国選手のクオリティーが高いので、
横綱相撲をやりたがる。だから日本には
不適だ。ジーコが証明している。南米で
それら以外の国々の監督は、「生き残り」
のため、予選で勝負手を打たねばならない。
対ブラジルと対アルゼンチンには、
勝ち点を譲っても、他の国には勝ち点を
譲れない。こういう真剣勝負を経て来た
監督は、Wカップで、日本の立ち位置を
はっきり示し、対3ヶ国について、どう
やったら、GLを抜けられるかの指針を
的確に示すだろう。




今回のケースで言えば、第3戦に最強の
コロンビアなので、その第3戦には
決して勝ち点を欲しがるような現実逃避
はしないはず。1,2戦までにどうやって
勝ち点4を積み上げるか、現実的な手を
打つはずだ。だから、チリ、パラグアイ
ペルー、コロンビア、ウルグアイ
ボリビアエクアドルなどの代表監督
経験者、Wカップ経験者も、日本代表監督
の候補として排除しない方がよい。





最初の2年間は、アギーレやビエルサペケルマン
ヒディングなど名前のある監督で(来てくれる
かどうかはわからないが・・・・・・)、
次の2年間は、南米弱小国出身の監督で、
南米予選と、Wカップ出場の経験がある監督
(できれば16強)が良いだろう。
スペインやイタリアのクラブチームで、そこ
そこ経験や結果を出した監督では物足りない。
それは、今回の結果が説明しているはずだ。