毎週2回、4か月近く教えてきた男子生徒(高校2年)
は、どうにか学年末定期テストをパスできた。
数学のテスト範囲が、微積分と空間ベクトルで、とくに
ベクトルを心配していたが、なんと学年(文系)の
平均点を取った。2年に入って、10点台の生徒が、
50点台まで上昇して、数学の担当教諭は、たまげて
いたらしい(笑)



特別、何をさせたという認識はないが、徹底的に教科書
の定理を導く練習と、教科書準拠の問題演習をさせた
だけ。


ベクトルでも、教科書に書いてある、「ベクトル方程式」
「3点が一直線上にある条件」「4点が同一平面上にある
条件」「導関数の定義」とかのサワリの部分を、定義を
導くだけでなく、正確に図・グラフ・表を書かせたのが
功を奏した様だ。
結局、物理でもそうだが、定理をただ数式で導けるだけ
では無理がある。



ベクトルの位置関係を正確に書かせて、自分で書いた
図を元に定理を導く練習をさんざんやった。効果的だった
ようだ。


かなり私も疲れたので、この生徒は3月末で指導終了
したいのだが、親がもっとやって欲しいようで困った
(笑)
まあ、1年あればセンターレベルで70%くらいを
取れる様には指導できると思う。ちょっと自画自賛
かな(笑)