FIFAランク50位程度の日本が、70位程度の
UAEに負けても、それはUpset(不本意な負け)
とは言わない。


ザッケローニ時代は、今のメンバーに
遠藤選手あたりをスタメンに加えて、FIFA
ランクで20位台に乗ったこともある。
今と同じメンツで今より若い選手の集まり
である。



この最終予選は、FIFAランク50番台〜70番台の
チームならどこが勝ちぬいてもおかしくない
状況で、アジアのトップと下のレベルが
狭まってきたように思う。日本はザックの
時代のように、アジアで抜け出た存在では
ない。



今のメンバー(本田、香川、岡崎、長友、長谷部、
吉田、ザック時代の各選手)を使い続ける以上、
これ以上の伸びしろは期待できない。実際彼らに
続く選手がいないのが大問題なのだが・・・



次に負けた時点で、ロシアWカップ出場は消滅する。
恐らく今の監督は解任され、サッカー協会の幹部も
道ずれで誰か解任される。


さて」
どの監督が引き受けるのだろうか?
Wカップ絶望状態になった時に誰がA代表を引き受け
るのだろうか?



どうにかこうにか谷間の世代をリオに連れていった
手倉森元五輪監督にやってもらうのがいいのでは
ないだろうか?仕事でリオ五輪の本戦は見れなかったが、
毎晩みていたアジア予選の采配は神がかり的だった。
彼に任せたら2敗の後でも、「もしかしたら・・・」
という面白いサッカーが見れる気がする。



2020年の東京オリンピックは予選なしでサッカーは
出場する。A代表と五輪代表を兼ねた監督が統括
するのがいいだろう。オーバーエイジは有無を
言わさず、その時に最高の3人を連れてくる
べきで、
最低銅メダル、メキシコ五輪越えの銀メダルが
目標となる。
このメダリストの選手たちと「谷間の世代(笑)」
を2022年のWカップの主力にすればいい。




どちらにしても2010年南アWカップ組は
もう賞味期限切れだ。





スポーツのプロというのは芸能人とは違う。
結果が全てで、結果で報酬も決まる。
今の日本代表は、そこをはき違えている。
CMや他の広告、出版やサイドビジネスで、
本業より稼いでいる。



まずプロとして、
本業の結果の対価で、
優雅な生活をするかしないか、
そこに立ち戻るべきだろう。



スポーツ選手が
しかもプロ選手がその道の結果以外で
生計を立て、本業より稼ぐなら、
本業に力が入らないのは
「当たり前」である。



実力で、その対価(報酬)を勝ち取って
欲しい。
それがプロだと思う。



まだWカップへの可能性は僅かだが
残っているので、プロの意地を
これからの9試合で見たいものだ。


泥臭く勝つ試合
1990年代には日本代表でもよく
そういう試合があったが、
そんな試合を見てみたい。