世代間ギャップ

地域でよくお酒を飲む飲み友達のAさん。
50代半ばで、息子と娘は大学生。
奥さんと折り合いが悪い。
休日は、娘と同い年くらいのアイドル
グループを、大阪、博多、札幌へと追っかけ
ている。いやはや若い(笑)




取引先の工場の社長は僕と同じ、50代後半。
3度目の奥さんに、小学校高学年の男の子
一人(連れ子じゃなく自分の子)
それでも、30歳前後の愛人がいる。
前の奥さんにも、30歳くらいの娘がいる。



このお二人は全く世代間のギャップがない。
うらやましい限り(笑)




僕は趣味で高校生や浪人生の家庭教師をやって
るが、先生と生徒という関係だから、世代を
埋める何かがあるわけじゃない。



どうなのかね?

昔に比べると、若者の意欲や熱意を後押しする
気運は今の日本にはないようだ。


全く下世話な話、

キャンディーズピンクレディー
出たころ、

もっと上の世代が後押ししていたんだよなぁ。


ジャニーズ事務所のジャニーキタガワさん、
もう80歳を越えてるが、今日のニュースで
紅白歌合戦が面白くないと・・・・・・
年寄りが楽しめなくなったと・・・・・



年寄が楽しめないとは、若者も楽しめない、
ということ。


世代間のギャップなんだよね。


ミリオンセラーなんて、同世代だけじゃなくて
20歳以上の世代が歌を聞かない限り
生まれるわけない。


安室がデビューしたころ、我々はすでに30後半。


我々の世代が聞いたからミリオンになったのよ。
我々の世代は購買力あるからね(笑)



前述した、飲み友達のAさん。
50代半ば。
今度僕に、聞いたこともない女子6人組の
CDを何枚か、くださるという。
断れないよね。興味なくても(笑)



こういう地道な活動しなきゃ、今の
アイドルグループは売れない。



ネットやテレビやCD。媒体はいくらでも
あるが、メジャーになるのは本当に
厳しいね・・・・・



日本人全員が同じ方向を向いていた70年代。
あの頃が懐かしいね(笑)
もう80年代の、プラザ合意以降は、日本の
トレンドは分散化していたよね。
みんなが好き勝手やりましょうと・・・



どちらにしても、
なかなか、世代を超えたいい楽曲が
生まれない時代になった。



去年の逃げ恥の‘恋‘ダンスなんて
いい意味、世代間ギャップを越えてた
かもね。ただ、60代、70代、80台に
アピールしたかはわからない。
50代までだな

演歌ではない60代以上にアピールする
楽曲をもってくれば、500万枚くらい
楽に売れるだろう(笑)


今は作りて側、アイドル側が、
万人受けする楽曲を持ってくるのを
嫌う。
あくまでニッチ戦略なんだよね。



日本の前線にいる、歌い手やグループが
ニッチ戦略って、寂しいし残念だよね。


街頭でギターの流しをしながら
売れるのを待つ。
ニッチでもいいでしょう。


AKBは日本の音楽の最前線にいる(笑)
ニッチはいかんでしょう。
日本の全世代。国際的にアピールする
そういう趣旨じゃないですか?


若いから全世代受けは出来ないと、
開き直るなら、ピンクレデイや
キャンディーズはなかったわけだし。


若者は若者だけ。
中年は中年だけ。
年寄は年寄だけ。


こんな作り方をしている紅白。



みんなガキの使いみるわな(笑)