ネット・ブレイクスルー

本屋の店頭で、「お金2.0」を買って読む。
70%は哲学的な話題でピンとこなかったが、
この著者、中華圏で生活しているらしく、
中国のトレンドの説明の下りは非常に
興味深かった。


中国の世代間の人口構成は、30代・20代
という順だから、いわゆるミレニアル世代が
中国のビジネストレンドをけん引している。
日本は、50代・60代・40代という人口構成
だから、中国ほどはITでは先進的ではない。


ザッカーバーグも30代か・・・・
いまいち自分は古い世代なので、いいね
マークが集まっても、それほど嬉しくない
(笑)
インスタグラムでアップしても、
へェ〜で終わってしまう(笑)



フェイスブックツイッター、インスタグラム。
便利ではあっても、
1990年代半ばに出た、WWW革命で、米国の
テレビニュースをPCで初めて見た衝撃には
及ばないんだよね、
欧米の情報を瞬時に見れた衝撃が一番だった。
それまでは、わざわざ、英書を扱っている
書店で雑誌で見るしかなかったからね。
1970年代・1980年代を知ってる爺いには
インターネットで世界とつながった衝撃は、
有名人とフェイスブックで繋がった衝撃
より、10000倍衝撃的だったね(笑)



これも世代間のギャップだろう・・・・・



今後、ブロックチェーンを軸にした
仮想通貨が、世界で出回るのかも
しれない。中国のように、国民に
スマホの携帯を義務づけ、スマホ
全てを管理する時代が来るのかも
しれない。



50年以上生きてきたじじいにとって、
バーチャルは、所詮バーチャル。
ユーチューブでイタリアやギリシャ
旅行記を見て、もう行かなくていいは
ない(笑)
ほんとかどうか、行って確認したいん
だよね(笑)


ビットコインで生活が便利で楽になるのは
いいだろう。だけど、初めから最後まで
手段でしかないんだよね。



ネット関連での大きなブレイクスルー
は、
(1)ガレージパソコンで、個人が
   PCを所有できるようになった1980年前半。
(2)WWWで、世界が繋がった1990年半ば。
(3)ユーチューブで双方向性の動画
   アクセスが実現した2000年ころ。

この三つだと思う。



グーグルの各種サービス、
フェイスブック、ライン、インスタ、
ツイッターなどもいいが、
上記の三つのインパクトに比べると
ちょっと小ぶりだね。