日経平均の動きがちょっと変ですね。300円下落、
200円上昇、300円下落、200円上昇・・・
ホリエモンショックから、ちょっとおかしいですね。
外国人投資家が、利益確定の売りを出して、新規に買い
増していない、というニュースは出ていますが、日本経済
のファンダメンタルがいいので、いずれ、彼らも市場に
戻ってくるでしょう。

ステファン・ベッチェル著で「お金のなる木を育てる本」
という本があります。彼によりますと、期間と株式上昇に
ついて述べています。詳しい数字はわすれましたが、確か
「全体の98%の期間では、株上昇下降率ともほぼトントン
で、利益は出ないが、2%くらいの期間で、爆発的に上昇
する。全体の2%しかない爆発上昇期に、いいおもい(利
益)をするには、株を保有(長期投資)するしかない。」
と、述べています。日本株のこういう時期には、この言葉
をかみしめるしかないようです。

「株で幸運をつかむ」お金の成る木を育てる本

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最近また、バフェットの「銘柄選択術」を読み返し、基本
に立ち返って、米国企業のアニュアルレポートとSECファ
イルから、新規買いを検討しています。同じ様なファンダ
メンタル分析の本に「テクナメンタル投資法」(エリス・
トラウブ著)があります。この本では、バフェットの
財務分析法を、より視覚化した本と言えましょう。基本は
バフェットと同じで、過去の財務諸表から、未来の株価を
推理するというものです。特に、売上高、税引前利益、
利益率の過去の推移を折れ線グラフ化し、未来を予測する
もので、かなりすんなり読み込める本です。

初心者がすぐに勝ち組になるテクナメンタル投資法 (ウィザードブックシリーズ)

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PERについては、いろんな人がいろんな意見を述べています。
20%以下しか買わないとか等々。ピーターリンチは著書で、
PERは、6種の株(業績回復株、市況株、資産株、成長株、
優良株、たしか低成長株)によりそれぞれ違っており、
企業の成長過程の時期によっても違うので、自分は何%
以上では買わないという事はしない、と言ってます。
今のナスダック上場銘柄を見ますと、PER=50%と
いうのは結構ざらにあります。企業の未来を織り込みすぎ
て株価が高くなってる傾向はありますね。また2000年
前後のITバブル崩壊パターンに突き進んでるのでしょうか?
まだ、ナスダック平均もあの頃より十分低いので、上値を
うかがえるとは思いますが・・・・・。

ピンチはチャンスと考えれば、今の日本株は仕込み時期かも
しれません。ただ仕込めるキャッシュがあればですが・・・
ないなぁ〜。2台の車の車検と保険、ゴールデンウィーク
旅行費用、etc. 買うどころか売らないようにしないと(笑)

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

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