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今朝は久しぶりに早起きし、子供に邪魔されずに日記が書けます。
カミサンが起きてきそうですが・・・。起きてくるなぁ〜。
WBCと称して各国の野球人(プロアマ問わず)がアメリカで世界一
決定戦をしてます。昨日の日本対米国で、3塁の離塁が早くアウトに
なったプレーを見てて、先日のシアトル対ピッツバーグのスーパー
ボールを連想してしまいました。どういう事かといいますと、米国の
最近のジャジメント(officiation)は、あまりに
1)poor(ひどい)
2)ホームゲーム中心(自国中心)
3)大事な試合でpoor
に尽きると思います。アメリカの各紙(新聞)を見ると、「あっては
いけない事がおきた。」と批判的ではありますが、WBCをバックアップ
している主要なサイトは、このpoor officiationを軽く受け流している
様に見えます。これも、スーパーボールの時と同じですねぇ。
スーパーボールの時も同じ論調があったのですが、シアトルには他にも
勝つチャンスがいくらでもあったのだから、それを生かせないシアトル
は勝ちに値しない、という意見もありました。しかし、ダレルジャクソン
のTDが反則で取り消され、ロスリスバーガーの入っていないTDが
TDにカウントされ、スチーブンスの1ヤードラインへのパスが、
ホーディングで取り消され、しかもその全てのプレーが、ピッツバーグ
寄りの判定、でした。元ダラスカウボーイズのマイケルアービィンは
放送中に「これはスーパーボールでは、あってはならない事」と、言って
ました。
ただアメリカのスポーツ関係者がよく言うんですが、On the road,you
have to win very badly.(敵地では、はっきり勝たなくてはならない)
というものです。イチロー選手の言った「30年くらい勝てないと思う
くらいの勝ち方をしたい。」と近いニュアンスですな。
今でも思い出しますが、1984年のNFLのプレーオフで、シアトル
がマイアミドルフィンズのジョーロビースタジアムに行った際、スタジ
アムの門に、ラージェントとデイブ・クレイグの人形が、絞首刑の様な
形で、門から吊るされておりました。(本人ではないので構いませんが)
1983年のプレーオフで、地元で負けてマイアミのファンは
よほど悔しかったのでしょう。おらがチーム、絶対負けるわけないって
いう感覚ですな。日本では考えられません。甲子園でV9の最後の年、
最後の試合で巨人は阪神に甲子園で勝ったのですが、その後、王選手と
長島選手の人形が、甲子園正門に絞首刑状態で掛けられてたという話は、
聞きません。よく、思い込み思いいれは日本人が強い、なんて言いますが
全く違いますね。欧米人は、ある特定の部分の思い入れは、死ぬまで
持っていきますね。
アメリカは、イギリスでもそうなんですが、地元優先の意識がやたら強い
ので、ロードゲーム(アウェイ)では、しっかり勝ちきらない(Win
badlyしない)と、ゲームを見に来ている地元観客を納得させられない所も
あるようです。そういう所が、今回の日本チームにもSBのシアトルシーホー
クスにもあった様な気はします。クロスゲームじゃだめなんです。まだ
野球は終わっていませんが・・・・・。ただ911のテロ以降、よそ者や
ビジターに、以前のアメリカ人達が見せていた寛容さが消えてきてる感じ
がして、外から見てていやですね。