今月号のエコノミスト、他の雑誌、アメリカの
ネットで、再三、住宅建設購入ブームの減速が
言われている。また、以前この日記で書いた本
原油高騰でザクザク儲かる米国株を狙え!」
にも書いてあったが、石油の増産ピークは、
1970年代で、その後は、既存の油田を取り尽
くすだけで、新しい油田の発見もない、とある。
石油資源は、100年〜くらいで枯渇するらしい。



昨日の、「夕刊フジ」にもあったが、アメリ
有識者の中では、原油枯渇のため、未来は、
自動車社会・工業化社会から、産業革命以前の、
農耕社会に戻るので、これからは、農耕生活に
慣れる生き方を模索する、という、冗談がきつい
フォーラムが、真剣に開催されているらしい。



一方では、未来の自動車燃料として、エタノール
が注目されている。そのエタノールも、化学合成
して造るんだが、原料にはサトウキビ、トウモロ
コシ、菜種、ひまわりの種などが使われる。
アメリカは、ダウケミカルやモンサントが、
株価を上げているが、この未来の燃料エタノール
の原料のサトウキビなどを、バイオ遺伝子操作
で、大量に作れるようになった、からである。


しかしこの遺伝子操作作物は、アメリカで問題
になっている。既存の生態系にどんな影響を
及ぼすかわからないからである。この辺の情報は
各都市のネット新聞に(特に農業を推し進める
州のネット新聞に)、昨今ちょくちょく載る様に
なった。



日本でもエタノール燃料の開発は進んでいて、
タイやマレーシアに、ひまわり農園を大規模に
持つ、大企業もある。



以前から、石油の代替エネルギーには、
  ①原子力(安全性に問題)
  ②天然ガス系(いずれは原油と同じ運命)
  ③風力発電(経済性に問題)
  ④水素燃料(経済性に問題)  など
が取り上げられていた。ここにきて、にわかに
  ⑤エタノール
が、注目されている。



アメリカの投資家の間では、石油に代る燃料
の開発にも、大手石油メジャー系の会社が大きく
リードしているので、ポートフォリオの中に
石油関連会社の株を、1つ2つは入れておけ、
というのが今の主流である(自分は全く
入れてないが)。そして、多くのアナリストは
まだ石油関連会社の株は上がる、と言ってる。
僕には、石油株も資源株も、既に天井を抜いて、
ロケットように上昇しているように見える。
怖くて買いきれない・・・・・。



原油高騰でザクザク儲かる米国株を狙え!