世界各国の景気刺激策や金融機関への
公的資金投入が
効いて、各国の株式相場が安定し始めている。



それはそれで結構なことだが、
旧態依然の公共事業への資金供給
だけで、傷んだ金融システムが
回復するとは、到底思えない。



やはり、新しい芽がふかない限り、
今回は、株式市場の回復上昇は
見込めないはずだ。



調整、というフレーズで考えれば、
あと2〜3年でダウ工業が10000ドルに、
ナスダックが同じく2000ドルに、
こんな感じでいいだろう。



いまものすごく相場が上げているが、
これも実体とは、かけ離れていて、
穏やかに上げるか、ボックス相場で、
2012年頃に、10000ドルの大台回復
というシナリオが望ましい。



その頃までに、採算ベースにあう
電気自動車販売、スマートグリットの構築、
太陽電池システムの実用化、etcetc,
こういった環境システム(住宅も含む)の
息吹が見えれば、
株式市場は、黙っていても上がるはずなのだ。



大切なのは、何を買って、何を売るか?



GMは今は空売りの対象になっているが、
GMが「2人乗り電気自動車」の実用化を
急いでいるが、これが、ヒットすれば
株価が100倍になる可能性だってあるのだ。



どれだけ安く買って、どれだけ高くなるまで
待てるか?


これも、今後のポイントになる。



誰もが、今後は、この企業のこの環境技術が
伸びるだろう、っていうコンセンサスが
まったくのスカで、
へェ〜っていう技術を持っている企業の
株が100倍になる。




個々の企業については、深い読みができるが、
相場は相場に聞いて頂戴ってことです(笑)