ネットが出来て、情報が、世界中で結ばれたのが、
1990年代の半ば。WEBは、ゲノム革命とともに、
クリントン大統領時代に発達したブレイクスルー。
自分が一番重宝だと思うのは、アメリカの動画や
新聞が(論評が)、ファーストハンドにアクセス
出来ることだ。



若い世代(大学生以下)を見ていると、そんな
生の外国情報より、SNS、いわゆるLINEなどに
スマホやネットの価値を見出している様だ。
韓国では、若い世代のネット中毒、SNS中毒を
治すための医療機関が多くあるが、まだ日本では
国が本腰で、ネット対策を考えている様には
見えない。



今は、スマホ保有率の若年化がすすんでいる。
このネット依存が、若年層に一体全体どんな
悪影響を与えるかは、まだまだ解明されてはいない。
唯一、英国で、若年層にスマホ(ネット)が
どんな影響を与えるかを、臨床治験(検証)し
始めたと言う。1000人以上の若年層に、一日
何時間以上か、定期的にスマホ(ネット)を
いじらせて、何年かさせて、脳にどんな影響が
あるのか調べるのだと言う。小中高校生を
持つ親は、この英国の治験の結果を待っても、
スマホを買い与えるのは遅くないだろう。
詳しい数字は不確かだが、昨年の調査では、
たしか、高校生の80%以上、中学生の半数以上が
スマホを持っていて、小学生でも30%以上が
所有している、との事で、この3年で、
高校・中学・小学生のスマホ保有率が右肩
上がりで急増しているという。



スマホ保有が悪いのではなく、未成年者の
ネット環境は、保護者がキチット管理して
やらないといけないし、管理できない場合、
どのような結果が待ってるかは、全く不明で、
英国の臨床研究があと、2〜3年で終わるが、
それを待ってから、子供にスマホ(ネット環境)
を自由に使わせても、遅くはないだろう。
特に、スマホ(ネット環境)が、若年層の
脳にどんな影響を与えるかは、現時点では
全く「不明」であると、我々は認識すべき
だろう。