先月、福島県浜通りにある幹線道路が3年ぶりに
全開通になったらしい。しかし、福一原発の近くでは、
放射線量が高いため、窓を閉め切り、停車駐車禁止で、
そこを通り抜けなければならない、らしい。何の
ために再開通したのか?よくわからない。また、
避難地域の住民に、地元に戻っても構わないという、
国・自治体の決定がなされた、という。これも、よく
わからない。放射線量が高く、居住に適さないのに
「帰れ」はないだろう。傍目で考えるに、元住民を
そこに戻せば、補償問題が解決する(金を払わないで
よい)という、国や東電側の意図があるようにしか
見えない。姑息である。あるいは、どこかの研究所
から、人体に高放射線量がどんな影響があるかを、
長期的に調査したいという申し出があったか、そんな
ところだろう。


きちっと白黒つけるべきで、加害者を法の下に裁く
のは当然だろう。そうでなければ、日本は法治国家
とは言えない。加害者側には、水俣病イタイイタイ病
薬害エイズ、これらの訴訟と同等(それ以上)の
補償責任を負わせるべきである。国の誰誰が加害者で、
東電の誰誰が加害者か、やはり、はっきりさせて罰する
べきだと自分は思う。