カップって、半ば「お祭り」っていう所があるんだよな。
4年に一度、予選を勝ち抜いたチームが、自分の国の色の
サッカーをする。強いチームは、勝ちに拘ってもいいが、
初出場や弱いと思われている国々は、自分の国が匂ってくる
サッカーが、出来るかどうか?なんだよな。


だから負けてもいい、とは言わないけど、自分たちの国の
サッカーが出来なければ、ベスト4に残ろうが、16だろ
うが、あまり関係ない気がしますね。


よくアメリカでは、4大スポーツ(NBA,NFL、MLB,
NHL)のファイナル(NBAファイナル、スーパーボール、
ワールドシリーズスタンレーカップ)で、


海の向こうの解説者が憎い事をいいますねぇ。
いわく、
「決勝で負けてしまえば、何の記憶にも残らないし、誰も
敬意を払わない。他の30チームと同じだ。」と。


別に他の30チームを擁護しているわけではないが、この言葉
アングロ・サクソン民族の気質を表している言葉だと思う。


僕は、今の日本代表にこの言葉を贈りたいね。慰めで言って
るんじゃなくて、ベスト16とか8とか4とか言ったって、
優勝じゃないんだよ、と。ヒディングさん?名将かもしれない
けど、「だからどうしたの?」と。Wカップ優勝の経験ないん
でしょ、と。


WBCでキューバはいいチームだったが、誰も日本チーム
より良かったとは、言わない。今年のスーパーボールで、
シーホークスもいいチームで、審判の誤審ばっかだったけど、
スチーラーズがNO1だったし、誰もシーホークスに同情は
しない。



負け惜しみじゃなくて、NO1じゃなかったら、4でも8でも
30でも、同じだと思うね。それより、Wカップは「お祭り」
なんだから、自分の国の匂いのするサッカーをしてほしいね。