夜中に、まとめて借りてきたDVDを見る。


トムクルーズの「宇宙戦争」の他、
サウンドオブサンダー」、
宇宙戦争2008」
「宇宙家族ロビンソン・映画版」
スターゲイト2」
の全てSFで計5本



トム・クルーズの「宇宙戦争」はなかなか、
よかった。
スピルバーグの作品らしく、お金が
かかっており、いい作品だった。
これは、確か、HGウェルズの
宇宙戦争」のリメーク版。しかし、
スピルバーグの感覚で、顔つきは違うが、
手先などは、「ET」のエイリアンに
そっくりで、笑ってしまうが・・・



いい監督の映画って、ちゃんと起承転結が
あって、メリハリがある。

感心したのは、ストーリーの展開で、
たぶん離婚訴訟(もしくは離婚)中の
トムクルーズが、自分の子供を元妻から
短期に預かっている時に、エイリアンの
攻撃を受ける。その間、本当に自分が
子供たちに何もできなかった父親で
あったという事実も、この作品の中に
込められていて、なかなか味がある。
息子が言い放った。「お父さんはまた、
おれらをママに預けてサヨナラで済む
んだろう!」
この息子も、トムクルーズの献身的な
家族を思う心に打たれたか、いままで、
名前をよんでいたが、最後は、「ダディ」
と呼ぶようになってたね。



スピルーバーグがいい監督なのは、裏の
ストーリーをしっかり作れるところだね。
感心する。


さてストーリーに戻りましょう。


地中に何100万年前から埋めれていた
機械が、突然の稲妻の後に動き出し、
そのマシーンは、エイリアンが何100万年
も前から、地球を征服するために埋めて
いた殺人マシーンで、一瞬のうちに、
レーザービームで、人間や建物を破壊して
いく。


トムクルーズ一家は、3人で、ボス
トンに
いる元妻の実家へ行くんだが、その
途中で、エイリアンの攻撃を受けながら、
戦争の悲惨さ、残忍さを目の当たりに
する。


上述の殺人マシーンを、軍隊とともに
息子がやっつけようと、トムクルーズ
から離れていくんだが、ここも息子を
止められない父親の心の葛藤がよく
でていたね。


笑ってしまうのは、その「殺人マシーンを
日本の大阪では3機もやっつけたらしい。
俺たちだってできるんだ。」みたいな、
レジスタンスの男のコメント。
スピルバーグって、日本びいきだったっけ?



最後には、無事にみんなで再開を果たすんだけど、
ボストンの元妻の実家に、全く、エイリアンや
殺人マシーンの恐怖が及んでないような、
安穏とした雰囲気が感じられること。
元妻の実家は、セレブだね。こりゃ・・・



いまのエイリアンSF映画はたいがい、80年
代にアメリカTVで放映された「ビジター」の
パクリが多いが(ストーリーやUFOの形など)、
スピルバーグは、違うね。さすがだね。
ただ、途中の展開は、どこかで見た戦争映画や、
サスペンス映画を思いだすが。
まあ、それはそれとして、一見の価値のある
作品です。



映画の詳しいストーリー、結末は、ツタヤで
借りて見てもらうことにして、
久しぶりに、何回も巻き戻して見て見ようと
思う映画でした。眠いよ・・・・

宇宙戦争 [DVD]

宇宙戦争 [DVD]


女房曰く、「あんたも暇ね」だって。