時計の針を戻すことはできない、ただ未来を創るだけ。それが歴史だと思う。

日本のネットSNS上では日本にいる

ロシア人に対する誹謗中傷が

酷い、らしい。

 

 

国民一人一人がいかに一人の

独裁者に翻弄されるか、

そういったパターンだ。

 

 

ナチスドイツも一人の狂人を

始末できなかったため、独国民は

悲惨な思いをさせられた。

日本も、軍部、その増長を止められず

悲劇の結末が70年近く前に起こっていた。

 

 

個人は関係ないが、国籍がある以上

その国家からは何がしかの影響を

受けざるをえない。

 

 

これが戦争だ。

 

 

満州終戦直前に起こった悲劇。

ソ連軍の侵攻とそこでの

殺戮、婦女暴行、これはソ連

個人の問題だったのであろうか?

関東軍が降伏前に民間人より早く

本土に帰還したのは、軍の責任だった

のだろうか?

515事件から226事件で、立憲民主制を

ズダぼろにされ、国内の民主派・

左派が監禁連行投獄死においやられた。

歴史的な必然性があったのだろうか?

 

 

第2次世界大戦に至る過程で、

日本中国朝鮮で、あるいは欧州で

同時進行的に、

専制主義軍国主義 VS  自由主義民主主義

の戦いが起こっていた。

 

第二次大戦。真珠湾。広島は、

何十年間の水面下の戦いの結果にすぎなかった、

と言えるだろう。

 

 

戦争を拡大させる勢力がいる。

間違いなく専制主義的な色合いの強い国家

が、それである。

 

 

時計の針を、1930年代に戻すことは

できない。

 

ただ一方で、戻したがる勢力が全世界に

いることも問題だ。

 

増えた人口を殺戮で(必ずしも戦争だけ

とは限らない)解決しようとする勢力が

いる。

 

増えた人口は、殺戮では減らせないし、

専制国家は、19世紀以前の国家体制なのだ。

 

 

我々には過去に行けるタイムマシーンは

ない。物理学的には未来に行くことは

可能らしいが(笑)

 

 

 

時計の針を戻すことはできない。