オシムの言葉2

昨日のカメルーン戦勝利後、日本代表の健闘を称え賞賛した。が、オランダはカメルーンの残り15分の攻撃を最初から仕掛けてくると、述べた。 さて昨日は、久しぶりに岡田監督の采配が冴えていた。1997年ジョホールバールのイラン戦以来と言ってもいい。特に、1トップの本田選手と、2列目のドリブラー松井選手と大久保選手のカウンターがよかった。さらに、松井と大久保の足が止まったと見るや、献身的なディフェンスをする岡崎選手と矢野選手を後半に投入した。また長谷部選手に代えて、パワープレーに強い稲本選手投入も良かった。 さて優勝候補のオランダが、次の相手。負けても大敗しない事が大切。長身DFが一枚足りない。岩政選手をデンマーク戦で使えるか試す。FW森本選手も試す。不謹慎かもしれないが、デンマーク戦に備えた練習と思ってオランダに立ち向かうことだ。96年アトランタ五輪では、ブラジルへの勝利他、2勝1敗でも決勝トーナメントに行けなかった。日本が16強に残れるかは全てデンマーク戦の対策にかかっている。デンマークカメルーンに勝ちにくる。その戦術をしっかり研究する事。オランダ戦では新しい選手とフォーメーションを試す事が何より大切。デンマーク戦が決戦になる