岡ちゃん!ダメだよ。第1戦と同じ先発じゃ

加茂元日本代表監督が横浜フリューゲルス時代からこだわったゾーンプレスが、今夜のオランダ戦の戦術になる。ボールの出所にプレスをかけ、ボールの受け手にプレスをかけ、数的優位をつくり、チャンスの芽をつぶす。問題は70分しか持たないことだ。この戦術を岡ちゃんが選ぶことは、オランダに引き分けても、デンマーク戦の苦戦は免れない。オランダ戦を総力戦にしてはならない。4-3-2-1で行くなら、松井選手と大久保選手を温存するか、時間限定で出すべきだ。また1トップに本田選手を孤立させるなら、代わりに森本選手や岡崎選手でもいい。 プレスで始めからガンガン行くなら、攻撃のキーマンの3人(本田、松井、大久保)は、残り20分くらい、同時に出すべき。プレッシングは引き分け狙いの戦術で、モダンサッカーは相手にボールをもたせる戦術が多い。後半で、岡崎と矢野に代えてもパフォーマンスは上がらない。だったらスタメンから、1トップ森本、2列目に岡崎と矢野だ。この3選手は実質DF。これで引分けを狙い、オランダの運動量が落ちた所で、本田松井大久保の随時投入だ。去年9月、オランダにはめられた戦術を、今度は日本がやる番だ。本田松井大久保を始めから出さない事が大切だ。プレスするなら