領海侵犯?

尖閣諸島付近の海域での、中国漁船拿捕船長拘束の問題が、日中両国民の愛国心を無意味に煽っている。天津の日本人学校が被害にあったらしい。(死傷者は無し) 最近の中国軍、特に東、南シナ海域、太平洋の他国の排他的水域での海軍の行動は問題である。東南アジアでは、どの国々も、海域や国土の策定がなされない不安定さが残っている。 今後アジアでは、経済力と軍事力を背景にますます、中国とインドが台頭する。なにか摩擦があった際、経済的軍事的に、多くのバリエーションを日本は持つことだ。 中国の敵と、軍事的経済的に結び付きを深めておく事。中国の内陸部の各国と交流するのが日本の宿題になる。

各国がそれぞれに抱えている領土確定問題で、処方箋はない。どんな言い分もまかり通るのが領土問題なのだ。ベトナムやフィリピンが領土と主張する南沙諸島には、すでに中国の軍港が作られたと言う。軍事経済の強国が他国の土地を掠め取る第二次大戦前夜の光景だ。この日記でも書いたが、この光景は第一次大戦後。列強の乱立である。アメリカやロシア(旧ソ連)の弱体化により、世界に不安定さが増している。共産党中国は国民に私有地を認めないユニークな国。 今の中国は経済力を背景に資源を漁っている危険な国だが、もっと危険になる時はそのバブルが弾ける時。中国の国家内乱と人民の国外難民化は歴史が証明している。日本は中国人民を国内に受け入れるには国土が狭い。 バブルが弾けてもユーラシア大陸に中国人を封じ込めておく。そのために日本は、ネパール、モンゴル、ウズベキスタンキルギスタンタジキスタンなどの内陸国のインフラ整備を早急にすべきで、太平洋に中国人民が押し寄せたら、ジエンドである。