これもアメリカのビデオニュースからだが、アインシュタイン
相対性理論は未だに物理学者の理解を超えている、らしい。



人類の「夢」というのもいろいろあるが、時空を超えて過去や
未来に行くのは、その最たる夢だろう。もちろん、別の太陽系、
人類が住める惑星に行くのも、そうだが。




1970年に、アインシュタインの理論が正しいかどうか、
ジェット機を使って検証した。
どういうことかというと、ザックリ言うと、光速より速い乗り物
に乗って、長期間地球外の宇宙空間旅行して、地球に
戻ると、地球では(地球の時間では)数年経っていることになる。
これを実証するための実験だった。




地球を何周か回ったジェット機内の時間は、
数億分の1秒、地球の時間より遅いのが証明された、らしい。

ちなみに、現在の「時計」は何を基準に時刻を測っているかと言うと、
今福一原発で「悪人」としてよく話されている、
セシウム放射線」が時刻の基準になっている、らしい。
放射性原子はほとんど誤差なく、放射線を発していて、
それが「時間」の基準になってるらしい。「セシウム時計」が
世界の時間の基準になっているらしい。あんまり、放射能を使え
ないものと、馬鹿にしてはいけないようだ(笑)。





そのビデオでは、理論上は「未来には行ける」が、過去に戻る
スキームはまだ人類は発見していないらしい。ただ、
理論上は、「過去にも戻れる」らしい。





今の物理学は、ブラックホールとか、ニュートリノとか、
ワームホールとか、舌のかみそうな名称ばかりだが、
いつか理論物理学が「タイムマシン」を造って、
人類に多大な貢献をする日が来る事だろう。




英国かオランダの私企業が火星への片道旅行を応募したら、
世界で20万人以上が応募したという。「タイムマシン」も
片道旅行になるはずだが(笑)、これも実現すれば、
20万人以上が応募するに違いない。





福一原発廃炉処理に技術者を募集しても、年2千万円
報酬出しても、世界からは応募者を集められない。夢が
ないし、危険だけだからね。逆にいえば、福一原発
「夢」を与えるような段取りがないと、なかなか、汚染水
処理も廃炉処理もはかどらないだろうね。




福一原発周囲20kmは非居住区域、原子力関連企業
だけを誘致するとか、もちょっと学術的に福一原発
利用するとかしないと、なかなか世界の科学者や技術
者は集まらないと思うよ。そのためには、もう少し、
世界に向けて「情報の透明性」を発信しないと、世界
からの援助は得られないと思うよ。





限られた国内の原子力村グループだけで福一を処理
しようとしてるのだが、もう2年半経って、それが
「無理」だと分かった。「原子力村」はそろそろ素直
になる時期だと思うね。成功のアテがないのにただ
やってみます、という段階にはないのだから。自分
達の技術の未熟さを世界に露呈したくないのも、
分からないでもないが、たんにビルを造って設計ミス
でしたって言うのとは、レベルが違うからね。
原子力を扱っているのに、道路工事と同じように
進められても、「ちょっとそれは違うでしょ」って
思う。




IAEAの査察を受け入れて、2011年3・11以降
時系列で東電と政府の対応を検証して、もういちど
刑事罰を問う。民事訴訟もやり直し、責任者を有罪に
して膿を出し切り、新組織で、汚染水処理、廃炉処理を
すべきだろう。
どちらにしても、東電の福一関連事業を切り離して、
新組織を作って、そこから再スタートさせてほしい。
日本人は一番撤退が苦手なんだよね。先の世界大戦でも、
満州から撤退する時期、太平洋戦争の終結時期、全部
だらだら引き延ばしたからね。日本人として分からない
でもないが、「ダメなものはダメ」だからね。
頑張ってもしょうがないと思うよ。最後まで頑張る
のは、福一原発の場合、「美徳ではありません」。




タイムマシンからまたまた、福一原発に話が行ってしまった
が(笑)
、そろそろノーベル賞の季節。今年のノーベル物理学賞
はどうなるのでしょうかね?
楽しみです。