今朝の東京新聞(2面)によると、4人が甲状腺
癌の疑いがあると言う。2011年〜13年の検査では、
それぞれ、異常なし、A1(2人),A2(1人)と判定
された、事故当時6〜17歳の男女との事だ。
甲状腺のしこりの軽い程度から、A1,A2,B,Cと
判定し、BとC判定には、細胞診などの二次検査が
課されると言う。


東京新聞によると、4人のうち、3人は2011年3月11日
から4ヶ月間の外部被ばく線量が推計できて、最大
2.1ミリシーベルトだったとの事。また、4人は、
それぞれ、大熊町福島市伊達市、田村町に
居住していた、とのことだ。





ついに恐れていたことが起き始めてしまった。



チェルノブイリ原発事故でも、事故後4〜5年後
に、子供の甲状腺異常が急増した。福島原発事故
でも、同様の事が起こるはずだという欧米の
研究者の予測が、あたってしまうのだろうか?




今、福島県では除染を懸命にやっているが、それ
自体悪いものではないが、それだけでは放射能
被爆から避けようはない。福島県内の子供たち
(18歳以下)だけでも、春・夏・冬休み、プラス
ゴールデンウィークには、九州や北海道で過ごす
疎開する)ことを、国や県で義務付けるべき
だろう(かかった費用は全て東電持ち、になる)。
子供たちをこのまま放置するのは、国家的犯罪で
ある。




同時に、この日記では10回以上書いてるが、
東電の責任者(事故当時と事故以前)の
法的な責任を明確にし、厳しく処罰すべき
だと思う。




国内の原発再稼働でも、責任の所在を明確
にすべきだ。再稼働を推し進めた電力会社
の当事者と、再稼働を認めた、自治体の責任者や
管轄する専門機関の責任者を、ちっちり念書・
覚え書き等に署名させ、大事故があった場合、
全ての責任を取らせることだ。大事故に
あって、免責されるなら、誰でも再稼働には
賛成になる。リスクを取らせて、再稼働
させるならいいが、リスクを取らせず、再稼働
させるのは、子供の「ままごと」でしかない。




当事者は、責任を取ってやって下さい。
「腹を切る」覚悟でね。